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「旅」をもっと、スマートに。スーツケースのレンタルビジネスを展開する日本鞄材株式会社さまの事例紹介

2024年3月29日
日本鞄材株式会社の社員の写真

商品の貸し出しで収益を生み出す「レンタルビジネス」。今回は、スーツケースのレンタル事業を手掛ける日本鞄材株式会社さまの事例を紹介します。日本鞄材株式会社さまがレンタルビジネスを始めたきっかけ、日本郵便への物流アウトソースを決めた理由、アウトソース後の変化・メリット、今後の展望までがご覧いただけます。

スーツケースレンタルサービス「アールワイレンタル」

アールワイレンタルのホームページのトップ写真

スーツケースレンタル総合サイト「アールワイレンタル(R&Y Rental)」

日本鞄材株式会社さまは、2011年6月に創業した、スーツケースのレンタル・修理・新品販売・クリーニング・保管などをおこなう企業です。

展開するスーツケースレンタルサービス「アールワイレンタル」では、リモワ(RIMOWA)やサムソナイト(Samsonite)などの高品質なスーツケースを手軽な価格でレンタルすることができます。在庫は、500種類以上・7000台以上と日本最大級の品揃えで、スーツケース専門企業で修理やクリーニングも行っているからこそ実現できた徹底した品質管理も魅力です。

今回は日本鞄材株式会社さまに、事業のビジネスモデルや展望、さらに、レンタルビジネスに欠かせない配送サービスで日本郵便を選択した理由をお伺いしました。

スーツケースとレンタルの親和性に着目しサービスを開始

スーツケースの写真

日本鞄材株式会社は、“「旅」をもっと、スマートに。”を実現するため、スーツケースのレンタル事業を中心に、スーツケースの修理・新品販売・クリーニング・保管事業を行っています。

レンタルは創業当初からの事業で「旅行等の時だけに必要な使用頻度の低いスーツケースが、レンタルという形態のサービスと親和性が高いのでは」との判断からスタートしました。

高品質なスーツケースを低額で自宅にいながら借りられるという付加価値を生み出すことで、競合他社との差別化に成功しています。

また、レンタルビジネスにおいて、「商品のやり取り」はレンタルサービスにおいて重要な顧客接点となります。

お客さまが手軽ながらも安心してご利用いただけるよう、全てのスーツケースの往復送料を当社負担とさせていただいておりますし(沖縄・離島除く)、ご希望のスーツケースの在庫状況によりますが、平日15時・土曜日12時(※)までのご注文で即日発送・最短翌日にお届けに対応しています。
※平日15時、土曜日正午までにご注文確定されたお客様です。
※日曜・祝日は翌営業日での発送となります。
※北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、離島につきましては、翌々日でのお届けとなります。

地域別の発送日と到着日の違いについての図

サービスメリット /スーツケースレンタルは日本最大級の【アールワイレンタル】 (ry-rental.com)

配送費を含めたコスト削減や返却時の作業等の効率化が課題に

レンタルビジネスを展開するにあたり、2つの課題に直面することとなりました。

1つめは、配送コストの課題です。アールワイレンタルでは、全てのスーツケースの往復送料を当社負担とさせていただいていますが、事業が拡大するにつれ、配送費用をはじめとする諸費用の削減が課題となりました。
※沖縄・離島の場合は、別途送料を頂戴しています。

2つめは、作業効率の課題です。レンタル品返却の際に、自社の保管スペース・倉庫の使用状況によっては、非効率な作業が発生していました。また、自社の要員確保や相互応援によって、無駄な人件費が発生している点も問題視されるようになったのです。
新型コロナウイルスの5類移行に伴って需要が拡大し、月間の配送個数が往復20,000個を超えたため、作業効率化は特に大きな課題となりました。

日本郵便と配送及び着払スキームを見直し、顧客満足度向上が実現

スーツケースの写真

日本郵便へ課題を相談したところ、2つの提案がありました。

1つめは、配送スキームの見直しです。具体的には、自社で所有する物流部門のトラックを活用し、日本郵便が全国に設置する郵便物の集配・仕分け拠点へ持ち込みをすることで、配送費の削減を実現することができることです。

2つめは、着払スキームの見直しです。具体的には、自社のトラックでレンタル商品を日本郵便の拠点に持ち込みするときに、ユーザーが返送した商品(着払荷物)も受け取ることで、作業の効率化を実現することでした。

コスト比較を行いながら、持ち込みの方がトータルで配送費用の削減ができることや、今までは差出をする前に返送した商品が届いてしまうことで作業・保管スペースが手狭になっていましたが、提案の運用に変更することで、スペースの有効活用や作業効率の改善につながる点が良いなと判断し、日本郵便へお願いするようになりました。

日本鞄材株式会社さまが見据える未来と今後の挑戦

日本鞄材株式会社のホームページのトップ写真

日本鞄材株式会社

スーツケース専門企業として、スーツケースに関わるサービスのさらなる拡充・横展開を目指しています。具体的にはこれからですが、「スーツケースの商品開発」です。

現状では、スーツケース専門企業でありながら、自社ブランドのスーツケースの企画、製造、販売が出来ていないため、チャレンジしていきたいと考えています。

日本郵便の配送サービスでレンタルビジネスの課題を解決

配送された荷物を受け取る人の写真

スーツケースでレンタルビジネスや新しいビジネスに挑戦し続ける。日本郵便はそんな日本鞄材株式会社さまの配送パートナーの1社です。

日本郵便の配送サービスでは「高品質で安定的な配送」を全国規模でご提供しています。お客さまの課題に合わせ、最適なソリューションをご提供いたします。 全国の郵便局・物流センターを活用することで、保管・管理も含むワンストップなサービスほか、スポットでのご依頼、一部業務のアウトソースにも柔軟に対応いたします。

また、ビジネスでゆうパックをご利用の際は、全国の郵便局・コンビニ・宅配ロッカーによって約56,500カ所の受取チャネルを実現いたします。

レンタルビジネスで、コスト削減や作業効率化、顧客満足度向上などの課題を抱える方は、ぜひ日本郵便の配送サービスをご検討ください。

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