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日本郵便トップ > 平成11年特殊切手「切手趣味週間」

注) このページの情報は、発売当時のものです。


切手趣味週間にちなむ郵便切手

●切手のついて
切手趣味週間について
切手趣味週間は、郵便切手の持つ「美しさ」、「芸術性」といった文化的価値を広く一般の方々にも認識していただくとともに、切手収集趣味の普及を図るため、昭和22年11月に制定された「切手趣味の週間」をその始まりとしています。
現在は、逓信記念日である4月20日を含む1週間が切手趣味週間として定着しており、期間中には「全日本切手展」を初め、全国各地で「切手展」、「切手教室」などが開催されます。

兔春野に遊ぶ 切手の意匠には、堂本印象(どうもといんしょう)(1891~1975)画の「兔春野(うさぎはるの)に遊ぶ」を使用しています。華麗な色彩と筆使いを得意とした堂本印象の代表作であり、現在、京都にある京都府立堂本印象美術館に所蔵されています。
堂本印象は、京都生まれの日本画家で、第3回帝展で「調鞠図(ちょうきくず)」が特選、第4回帝展では「訶梨帝母(かりていも)」が推薦、以後無審査となり、1961年には文化勲章を受賞し、また、社寺の障壁画等の大作も数多く遺しています。抽象画にも意欲を注ぎ、日本や東洋の古典を清新な感覚と華麗な色彩で近代に生かした画風は、欧米各地でも名声を博しました。
 
●切手の内容
名称
切手趣味週間にちなむ郵便切手
発行日 平成11年4月20日(火)
料額
80円
発行数
4,000万枚(2種連刷・各2,000万枚)
1シート10枚のもの3,500万枚(各1,750万枚・350万シート)
1シート20枚のもの 500万枚(各 250万枚・25万シート)
意匠 堂本印象画「兔春野に遊ぶ」
印面・寸法 縦42.0mm×横31.5mm
版式刷色 グラビア6色
原画 森田 基治(郵政省技芸官)