「科学技術とアニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ第1集」の発行
~科学技術&アニメーション~
平成15(2003)年は、「アニメ」の原点ともいえる『鉄腕アトム』が物語上誕生したとされる年であり、また、国産初のテレビアニメーションシリーズとなった同作品の放送開始から40周年に当たります。
この『鉄腕アトム』を代表とする我が国のアニメには、未来をテーマとして夢と希望を表現した作品が多く、現在の科学技術の発展に少なからず影響を与えてきました。
そこで、「日本の科学技術」の現在と未来を織り込みながら、「日本のアニメ」の代表的な作品の登場人物を取り上げるシリーズ切手を発行します。
第1集ではアニメの題材として『鉄腕アトム』を取り上げます。
「科学技術とアニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ」につきましては、発行日変更等大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
名称 | 科学技術とアニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ第1集 ~科学技術&アニメーション~ |
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種類 | 80円郵便切手 | |||||||||||||||||||||||||
切 手 | シート全体をみる |
シート全体をみる |
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シート余白 | 弓曳童子 | morph3 | ||||||||||||||||||||||||
意匠 |
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※(e)から(h)の意匠は、シート余白が「弓曳童子」のものと「morph3」のものと同じです。 | ||||||||||||||||||||||||||
発行日 | 平成15(2003)年12月16日(火) | |||||||||||||||||||||||||
シート構成 | 10枚(縦5枚・横2枚) | |||||||||||||||||||||||||
(a)(e)(f)(g)(h) 各2枚 | (b)(c)(d)は各2枚 (e)(f)(g)(h)は各1枚 |
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印面寸法 |
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版式刷色 | グラビア6色 | |||||||||||||||||||||||||
写真撮影 | (h) morph3:白井 利夫(写真家) | |||||||||||||||||||||||||
総合デザイン | 森田 基治(切手デザイナー) |
第1集の切手のデザインについて
鉄腕アトム
国産テレビアニメーションシリーズの第1号であり、科学技術の発展した未来社会を描き、子どもたちに夢を与えた不朽の名作です。
また、世界各国へ輸出され世界のアニメーションシーンに強い影響を与えるとともに、その後のアニメーション産業の発展に大きく寄与しました。
弓曳童子
現在、世界中で稼動する産業ロボットの約半数は日本にあります。そのロボット技術の繁栄の基礎は、何百年前から日本社会に慣れ親しんだ江戸時代のからくり人形です。
弓曳童子はその最高峰ともいわれ、江戸時代の「からくり儀右衛門」こと田中久重が製作しました。ゼンマイ仕掛けで自動的に矢台から矢を取り、弓につがえて曳き、的を射ます。
(所蔵:トヨタコレクション)
長岡半太郎
明治36(1903)年に、「原子は、原子核の回りを電子が回っている。」という土星型原子模型を発表し、後のラサフォードの核をもつ原子模型の基礎となりました。
人事の育成にもつくし、東京帝国大学教授、大阪帝国大学初代総長を歴任し、湯川秀樹、朝永振一郎らを指導、日本の物理学の発展に貢献しました。
また、金属学、地球物理学など多方面で活躍し、昭和12(1937)年に設立された文化勲章第1号を受章しました。
H-IIロケット
日本初の純国産ロケット。世界トップレベルの重量2トン級の静止衛星打上げ能力を持ち、全段我が国の自主技術による2段式ロケットで、構成を変更することで、低・中高度の各種軌道に打ち上げることができました。
90年代の我が国の主力ロケットとして、平成6(1994)年の初フライト成功以来、7機の打上げが実施されました。
morph3
科学技術振興事業団(現:科学技術振興機構)北野共生システムプロジェクトと山中俊治(工業デザイナー)が共同開発したロボットです。
身長38cm、体重2.4㎏で、合計138個のセンサーを備え、生物に似た皮膚感覚を持たせたのが特徴です。足裏で地面の微妙な凹凸や滑りやすさを感知し、バランスをとりながら歩くことが可能です。
また、肘や背中に搭載したセンサーに何か当たると、その力をとらえ、それに応じた行動をとることも出来ます。
現在、千葉工学大学の未来ロボット技術研究センターで研究開発が継続されています。
販売概要
販売場所
全国の郵便局等
シート構成
10枚(縦5枚・横2枚)
なお、1枚から販売します。
通信販売の申込方法
東京中央郵便局において通信販売を行います。
郵便振替による申込み
平成16(2004)年1月16日(金)までに、全国の普通郵便局及び特定郵便局全局に備付けの「切手注文専用振替用紙」でお申し込みください。
郵便貯金の自動払込みによるお申し込み
特殊切手やふるさと切手を継続して購入御希望の方は、1回の申込みで継続して郵便切手の購入ができる郵便貯金の自動払込み制度を利用した通信販売サービスが便利です。全国の普通郵便局及び特定郵便局全局に備付けの「自動払込利用申込書」により、平成15(2003)年11月20日(木)までにお申込みください。
郵趣のための押印サービス
押印サービスの実施
押印サービスを次表のとおり実施します。
押印には、台紙等に切手を貼付し押印する「記念押印」と、実際に差し出される郵便物に切手を貼付し押印する「引受消印」があります。
申込み方法には、窓口と郵頼(郵便による申込み)があります。
区別 | 押印方法 | 記念押印 | 引受消印 | 取扱郵便局 | ||
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特印 | 黒活 | 特印 | 黒活 | |||
窓口 | 手押し | ○ | ○ (和文ハト印及び 欧文ハト印のみ) |
○ | ○ (和文ハト印及び 欧文ハト印のみ) |
取り扱う印ごとに 別表1から別表3までに示す郵便局 |
押印機 | ○ | ○ (機械ハト印のみ) |
○ | ○ (機械ハト印のみ) |
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郵頼 | 手押し | ○ | ○ (和文ハト印のみ) |
○ | ○ (和文ハト印のみ) |
東京中央郵便局 |
押印機 | ○ | ○ (機械ハト印のみ) |
- | ○ (機械ハト印のみ) |
東京中央郵便局 |
(注)
- 「特印」とは、特殊通信日付印のことです。また、「黒活」とは、和文ハト印、欧文ハト印及び機械ハト印の総称です。(これらの意匠については、「特別日付印等の意匠等」をご参照ください。)
- 「引受消印」のうち欧文ハト印及び機械ハト印については、外国あてとするものに対するものに限ります。
郵頼による記念押印の申込方法
所要の郵便切手代金(郵便為替の「普通為替」又は「定額小為替」によること。)を添え、次の要領で「記念押印」及び「引受消印」の各別にお申込みください。
記念押印
郵便切手を貼る位置、郵便切手の種類及び押印箇所を指定した封筒若しくは台紙又はこれらに類するもので材質が紙であるもの(1枚の大きさが23.5cm×12.0 cm以内のもの)に返信用封筒(返送先を明記し、必要な郵便切手を貼り付けたもの)を添え、送付してください。
なお、申込封筒の表面左横には、それぞれ次のとおり朱書きしてください。
1. | 手押しによる押印 | ・・・・・・ | 「アニメ1集記念」 |
2. | 押印機による押印 | ・・・・・・ | 「アニメ1集押印機記念」 |
引受消印
郵便切手の意匠を指定の上、あて名を明記した定形郵便物の大きさの封筒又は私製葉書を送付してください。
なお、申込封筒の表面左横には、「アニメ1集引受」と朱書きしてください。
申込先(郵頼指定局)
押印方法 | 申し込み先 |
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手押し | 〒100-8799 千代田区丸の内2丁目7-2 東京中央郵便局 切手普及課 「アニメ1集・手押し」初日印係 |
押印機 | 〒100-8799 千代田区丸の内2丁目7-2 東京中央郵便局 切手普及課 「アニメ1集・押印機」初日印係 |
申込期限
平成15(2003)年12月6日(土)(当日消印有効)
特別通信日付印の意匠等
絵入りハト印の意匠 (左:手押し用、右:押印機用)
左:手押し用 右:記念押印機用
和文ハト印等の意匠(左:和文ハト印、中:欧文ハト印、右:機械ハト印)
左:和文ハト印 中:欧文ハト印 右:機械ハト印
お問い合わせ先
押印サービス実施局
別表1 特印(手押し、押印機とも)、和文ハト印及び機械ハト印
地方別 | 郵便局名 |
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北海道 | 札幌中央 |
東北 | 仙台中央 |
関東 | 横浜中央 |
東京 | 東京中央 |
信越 | 長野中央 |
東海 | 名古屋中央 |
近畿 | 大阪中央 |
中国 | 岡山中央 |
九州 | 福岡中央 |
別表2 特印(手押し)、和文ハト印及び欧文ハト印
地方別 | 郵便局名 |
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北海道 | 旭川中央、函館中央及び釧路中央 |
東北 | 青森中央、盛岡中央、秋田中央、山形中央及び福島中央 |
関東 | 水戸中央、宇都宮中央、前橋中央、さいたま中央及び甲府中央 |
東京 | 神田、日本橋、京橋、芝、上野、渋谷及び新宿 |
北陸 | 富山中央及び福井中央 |
東海 | 静岡中央及び津中央 |
近畿 | 大津中央、大阪東、奈良中央及び和歌山中央 |
中国 | 鳥取中央、松江中央、広島東、福山及び山口中央 |
四国 | 徳島中央、高松中央及び高知中央 |
九州 | 北九州中央、佐賀中央、大分中央及び宮崎中央 |
別表3 特印(手押し)、和文ハト印及び機械ハト印
地方別 | 郵便局名 |
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関東 | 千葉中央 |
信越 | 新潟中央 |
北陸 | 金沢中央 |
東海 | 岐阜中央 |
近畿 | 京都中央及び神戸中央 |
中国 | 広島中央 |
四国 | 松山中央 |
九州 | 長崎中央、熊本中央及び鹿児島中央 |
沖縄 | 那覇中央 |