特殊切手
平成19年度 発行計画
1.切手趣味週間
切手趣味週間は、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値を皆様に広く認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図るため、昭和22(1947)年に制定された「切手趣味の週間」をその始まりとするもので、以降、これにちなんだ切手を発行しています。
現在は、郵政記念日である4月20日を含む1週間を切手趣味週間としています。
2.2007年日印交流年
2007年は「日印交流年」です。2005年4月に小泉総理(当時)がインドを訪問した際、マンモハン・シン・インド首相との間で日印文化協定締結50周年を記念して、2007年を「日印交流年」とし、「インドにおける日本祭」、「日本におけるインド祭」を実施することに合意しました。この合意を受けて、現在、両国の官民関係者が協力してお互いの国において文化・学術、観光等様々な分野での交流を実施すべく準備を進めています。この「日印交流年」を通じて、日本とインド両国の人々の間の親近感や相互理解の深化を目指します。
3.アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ
平成17年度からお届けしている「アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ」。「日本のアニメ」の代表的な作品、登場人物を取り上げるシリーズです。
平成19年度は、第6集「未来少年コナン」と第7集「まんが日本昔ばなし」を発行します(本シリーズは第8集で終了予定です。)。
4.世界遺産シリーズ
人類共通の文化遺産及び自然遺産の国際的保護をはかる目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき、平成16年以降に新しく登録された我が国の世界遺産について、新たなシリーズ切手を発行します。
平成18年度に「紀伊山地の霊場と参詣道」第1・2集を発行いたしましたが、平成19年度は第3集「知床」を発行いたします。
5.ふみの日
「手紙の良さ、楽しさ」を多くの皆様に知っていただくことを目的として毎月23日を「ふみの日」としています。昭和54(1979)年から全国的に展開されており、その一環として、毎年、文月(ふみづき)の7月に「ふみの日」にちなむ郵便切手を発行しています。
6.第11回IAAF世界陸上競技選手権大会
IAAF世界陸上競技選手権は、昭和58(1983)年にヘルシンキで初めて開催され、最初は4年に1度、平成3(1991)年の東京大会以降は2年に1度、世界のトップアスリートたちが一同に会し、「真の陸上世界一」を目指す舞台として注目を浴びてきました。平成19(2007)年大阪大会では、200を超える国と地域からトップアスリートが参加し、世界の人々の注目を集めます。
7.国際文通週間
国際文通週間は、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献しようという趣旨で、昭和32(1957)年の第14回万国郵便大会議において設定されました。
日本では、そのキャンペーンの一環として、昭和33(1958)年から、毎年、これにちなんだ切手を発行しています。
8.民営会社発足記念
日本郵政公社は、平成19(2007)年10月1日に、日本郵政株式会社、郵便局株式会社、郵便事業株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の5つの新会社になることから、これを記念して切手を発行します。
9.2007年ユニバーサル技能五輪国際大会
「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」は、「技能五輪国際大会」と「国際アビリンピック」の2つの国際大会を、静岡において平成19(2007)年に初めて同時開催するものです。
本大会は、障害の有無にかかわりなく誰もが互いに人格と個性を尊重し支えあう「ユニバーサル社会」の実現を目指すとともに、ものづくり技能が尊重される社会の推進を図るものです。
10.平成20年用年賀
新年を寿(ことほ)ぐ習慣は古くからある中で、郵便による年賀状の交換は今日では欠かすことのできない迎春の恒例風習となっています。
年賀切手は、昭和10(1935)年(11(1936)年用)から発行し、一時中断後、昭和23(1948)年(24(1949)年用)から、毎年発行しています。
11.干支文字切手
平成16年度から発行して参りました「干支文字切手」ですが、ご好評により平成19年度も発行いたします。
12.YKOSO! JAPAN WEEKS
ビジット・ジャパン・キャンペーンの中核事業として、「YKOSO! JAPAN WEEKS」として、国内外において集中的にキャンペーンを行います。ビジット・ジャパン・キャンペーンとは、「2010年までに1,000万人の訪日外国人誘致」を実現するための活動です。
13.日本天文学会創立100周年
日本天文学会は、明治41(1908)年1月に創立され、わが国や世界の天文学の発展を支え、天文学の社会への普及に寄与しています。