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日本郵便トップ > 伝統的工芸品シリーズ 第3集

特殊切手

「伝統的工芸品シリーズ 第3集」の発行

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 髙橋 亨)は、私たちの生活に豊かさと潤いをもたらす伝統的工芸品について理解を深めるため、伝統的工芸品を題材としたシリーズの第3弾として、特殊切手「伝統的工芸品シリーズ 第3集」を発行します。

発行する切手の内容

名称 伝統的工芸品シリーズ 第3集
発行日 2014(平成26)年10月24日(金)
種類 82円郵便切手
切手 切手
シート構成・意匠 シート構成
(1) 伊万里・有田焼・佐賀県
(2) 因州和紙・鳥取県
(3) 越前箪笥(たんす)・福井県
(4) 秩父銘仙・埼玉県
(5) 香川漆器・香川県
(6) 伊勢形紙・三重県
(7) 山鹿灯籠(やまがとうろう)・熊本県
(8) 甲州水晶貴石細工・山梨県
(9) 箱根寄木細工・神奈川県
(10) 有松(ありまつ)・鳴海絞・愛知県
シート余白:ロゴマーク
1シート10枚
(縦2枚×横5枚)
売価 1シート 820円
小切・印面寸法 縦 36.0mm×横 36.0mm
シート寸法 縦 93.5mm×横 215.0mm
切手デザイナー 丸山 智
版式刷色 オフセット6色
発行枚数 800万枚(80万シート)
販売場所 全国の郵便局等
(日本郵便株式会社Webサイト内「切手SHOP」のほか郵便振替による通信販売も行います。)(注)

(注)切手SHOPへの掲載は、発行日を予定しています。

発行する郵便切手のデザインについて

第3集では、2014(平成26)年11月20~24日に開催される伝統的工芸品月間全国大会開催地である佐賀県の工芸品や、2013(平成25)年度に「伝統的工芸品産業の振興に関する法律(以下「伝産法」といいます。)」に定める伝統的工芸品として、新たに指定された工芸品等を題材として取り上げています。

(1)伊万里・有田焼・佐賀県

伊万里・有田焼の歴史は有田泉山に磁器の原料である陶石が発見された16世紀末に遡ります。伊万里・有田焼は、江戸時代にオランダ商館を通じて大量に輸出されました。白く美しい磁肌や華やかな絵付け、食器としての使いやすさや丈夫さがこの磁器の特徴です。

(2)因州和紙・鳥取県

平安時代に書かれた「延喜式」に因幡の国、すなわち因州から朝廷に和紙が献上されたことが記されています。江戸時代には鳥取藩で使用する御用紙となって盛んになりました。因州和紙は品質の高さに定評があり、書道、墨絵に適した紙である画仙紙、半紙が有名です。

(3)越前箪笥(たんす)・福井県

越前箪笥は、福井県越前市等で製造されており、技法は江戸後期から伝わっています。ケヤキやキリ等の木材を独自の指物技術によって加工し、鉄製金具や漆塗りで装飾していることが特徴です。2013(平成25)年12月に伝産法の伝統的工芸品として新規指定されました。

(4)秩父銘仙・埼玉県

秩父銘仙は、埼玉県秩父地方において、江戸時代からの織物の技術を背景として生まれた絹織物です。独自の「解し捺染」の技法では特許を取得しています。生地には玉虫光沢があり、柄は植物柄が多いことが特徴です。2013(平成25)年12月に伝産法の伝統的工芸品として新規指定されました。

(5)香川漆器・香川県

香川漆器は、江戸時代後期に、玉楮象谷(たまかじぞうこく)が、「蒟醤(きんま)」、「存清(ぞんせい)」等タイや中国から伝わってきた漆器技法を研究し、それらにわが国古来の技法を加えて新しい技法を生み出したことから始まりました。現在、香川県高松市を中心に、特色のある漆器が数多く生産されています。

(6)伊勢形紙・三重県

伊勢形紙は友禅、浴衣、小紋等の柄や文様を、着物の生地に染めるために用いる伝統的工芸用具です。近年は染色道具としてだけでなく、美術工芸品としても注目を集めています。現在は三重県鈴鹿市で主に製造されています。

(7)山鹿灯籠(やまがとうろう)・熊本県

山鹿灯籠は、熊本県山鹿市で製造されており、和紙と糊だけで立体構造に組み上げる工芸品です。技法は室町時代末から伝わっており、従来の奉納品を始め、置物、土産物、インテリア等に利用されています。2013(平成25)年12月に伝産法の伝統的工芸品として新規指定されました。

(8)甲州水晶貴石細工・山梨県

約千年前、御嶽昇仙峡(みたけしょうせんきょう)の奥地から水晶原石が発見されたことが始まりです。江戸時代後期に、玉造り職人を迎えて、鉄板の上に金剛砂(こんごうしゃ)と呼ばれるダイヤモンドのように硬い石の粉末を蒔いて宝石を磨く方法を導入したことで、甲州水晶貴石細工が始まりました。

(9)箱根寄木細工・神奈川県

江戸時代後期に箱根山の畑宿で始められ、初めのうちは乱寄木や単位模様による寄木細工が主流でした。明治時代の初めに静岡方面の寄木技法がもたらされ、これが今日の連続文様構成の小寄木として確立されました。箱、小箪笥、装身具等、色々な種類の製品があります。

(10)有松(ありまつ)・鳴海絞・愛知県

有松・鳴海絞が始められたのは、江戸時代の初めの頃です。その後、尾張藩の保護のもとに行われた、たゆまぬ努力によって、絞独特の上品で多種多様な技法が考案、開発され、現在に至っています。

その他

日本郵便株式会社銀座郵便局において、通信販売を行います。
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インターネットでの通信販売を行います。
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「郵趣のための押印サービス」及び「特別日付印の意匠等」についてはこちら

【販売業者】

販売業者名   日本郵便株式会社
代表者氏名   髙橋 亨
住所   〒100-8798 東京都千代田区霞が関一丁目3番2号
受付窓口   お客様サービス相談センター
Tel:0120-2328-86
受付時間 平日8:00~22:00/土・日・休日9:00~22:00

【支払方法】

ゆうちょ銀行の「振替払込書」の払込みによってお支払いただきます。

【申込期限】

2014(平成26)年11月25日(火)まで。
なお、申込期限前であっても、販売状況によりご希望に添えない場合があります。

【商品の引渡し時期】

2014(平成26)年10月10日(金)までにお申込みの場合は、発行日から順次送付します。
2014(平成26)年10月11日(土)以降お申込みの場合は、入金の確認後、概ね3週間商品到着に時間がかかる場合があります。

【返品に関する特約】

お届けした切手に瑕疵があった場合は、到着後、上記連絡先までご連絡ください。
なお、切手の瑕疵以外での返品には応じかねます。

お問い合わせ先

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