日本郵便
進化するぬくもり。

ここからサイト内検索です
サイト内検索はここまでです

日本郵便トップ > 童画のノスタルジーシリーズ 第2集

特殊切手

「童画のノスタルジーシリーズ 第2集」の発行

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 髙橋 亨)は、幼少期の思い出を想起させる「童画」を題材としたシリーズの第2弾として、特殊切手「童画のノスタルジーシリーズ 第2集」を発行します。
今回のデザインは、故いわさき ちひろ氏の作品から、かわいらしい子どもを描いた作品を採用しています。
※いわさき ちひろ(画家・絵本作家)
福井県武生(たけふ)市(現・越前市)生まれ。東京育ち。10か月と1歳の赤ちゃんをモデルなしで描き分けられたといわれる確かなデッサン力と、日本の伝統的な水墨画にも通じるにじみやぼかしを用いた独自の水彩技法で、数多くの子どもを描き続けました。

  • 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する郵便切手の内容

名称 童画のノスタルジーシリーズ 第2集
発行日 2016(平成28)年1月29日(金)
種類 82円郵便切手
切手 切手
  • 画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
シート構成・意匠

シート構成

  1. こげ茶色の帽子の少女
  2. 猫とランドセルをしょった子ども(部分)
  3. チューリップと子ども
  4. 五つぶのえんどう豆
  5. あやめと少女
  6. あかちゃんのくるひ
  7. 指人形で遊ぶ子どもたち
  8. 貝がらと赤い帽子の少女
  9. かわいいかくれんぼ
  10. 白い毛糸帽の子ども
シート背景:花の国の子どもたち
所蔵元:ちひろ美術館(すべて)
1シート10枚
売価 1シート820円
印面寸法 縦 35.5mm×横 25.0mm
小切寸法 縦 38.5mm×横 28.0mm
シート寸法 縦 222.5mm×横 140.0mm
原画作者 いわさき ちひろ(画家・絵本作家)
切手デザイン 貝淵 純子(切手デザイナー)
版式刷色 オフセット6色
発行枚数 2,000万枚(200万シート)
販売場所 全国の郵便局等
(弊社Webサイト内「切手SHOP」のほか郵便振替による通信販売も行います。)(注)

(注)切手SHOPへの掲載は、2016(平成28)年1月15日(金)を予定しています。

発行する郵便切手のデザインについて

(1)こげ茶色の帽子の少女

よそゆきのおしゃれをしたこの少女。口元にわずかに笑みをたたえ、瞳は好奇心で輝き、頬は紅潮しています。ドキドキする気持ちを抑えるように、手はひざの上でしっかりと組まれています。黒柳徹子さんは、『窓ぎわのトットちゃん』連載時、新しい学校に向かった幼い日の自分に重ねて、この少女像を挿絵に選びました。

(2)猫とランドセルをしょった子ども(部分)

ちひろは、子どもの喜びの陰にある健気な感情を思いやるとき、あたたかい黄色の背景を使うことがありました。真新しい赤のランドセル姿の少女は、入学したばかりでしょうか。大きな期待と喜びとともに不安もいっぱい抱えているかもしれない子どもたちを見守る、ちひろの温かなまなざしが感じられます。

(3)チューリップと子ども

ちひろの花の絵を構図に着目してみていくと、前景に花が描かれたものがたいへん多いことに気づきます。この作品でも、花の向こうに子どもがおり、作者は花のこちら側、絵を見る私たちと同じ側に立っています。花が子どものイメージと重なりあって、子どもの内面を語りかけてくるようです。

(4)五つぶのえんどう豆

この作品の題材になっているのは、同名のアンデルセンの童話です。さやからとび出た豆の一粒が病気で寝ている子どもの窓辺に飛んでいき、やがて花を咲かせ、子どもが勇気づけられて病気が治るお話です。ちひろは、何回描いても工夫する楽しさを失わない、とアンデルセンの童話を繰り返し題材に描いています。

(5)あやめと少女

子どもの頃から、紫を中心とした色を好んでいたちひろの絵のなかには、さまざまな紫の花がたくさん登場します。この作品では、赤紫、青紫、桃色、白のあやめがそれぞれに光と陰影をたたえ、一人遊びをしている少女の前で重なり合っています。余白の美しさとあいまって透明感のある紫の色相が映えています。

(6)あかちゃんのくるひ

ちひろは、絵本『あかちゃんのくるひ』で、生まれたばかりの弟が、お母さんと家に帰ってくる日の少女の心の動きをみずみずしくとらえています。あかちゃんの帽子をこっそりかぶった少女は、新しい家族を迎える期待や、お姉さんになる誇らしさ、そして少し不安な気持ちを抱いているようです。

(7)指人形で遊ぶ子どもたち

指人形で遊ぶ子どもたちの周りを、楽器を持った子どもたちが囲んでいます。子どもの群像を描くときも、その一人一人に個性を見出しながら描いていたというちひろ。この作品でも皆、異なる仕草や表情を見せ、画家としてだけでなく母のまなざしで捉えた子どもの生き生きとした心の動きが描き出されています。

(8)貝がらと赤い帽子の少女

波が運んでくる、色も形もさまざまな貝がらたち。ちひろは砂浜で貝をひろうのが好きで、貝のコレクションもしていました。花びらや落ち葉、貝がらなど、自然の小さな贈り物を大切にしていたちひろは、それらをモチーフに構成するときは、とりわけ自由に、心のままに描くことができました。

(9)かわいいかくれんぼ

枯れ葉の陰にひよこの脚と尻尾、左上に小犬の尻尾がちらり。同名の童謡に歌われたかくれんぼの世界を、ちひろは秋の情景のなかに描きました。秋の色にアクセントを加えているのが少女の服装です。真っ赤な長靴とリボン、かわいらしいワンピースやブローチに、ちひろのセンスを垣間見ることができます。

(10)白い毛糸帽の子ども

帽子やマフラー、手袋などのニットの小物が活躍する冬は、ちひろの絵のなかの子どもたちも、とびきりおしゃれになるようです。白い毛糸帽の縁どりのレース編みや紐の表現、マフラーの配色にちひろの愛情とセンスが感じられ、ちひろはきっとこの小物が描きたくてこの絵を描いたのではないかとさえ思えます。

(シート背景)花の国の子どもたち

草花に人の姿を重ねた、ちひろの花の精について語るとき、ちひろが若いころからこよなく愛した童話作家アンデルセンの影響を見過ごすことはできません。色とりどりのチューリップやガーベラがにぎやかなこの作品は、繰り返し手がけたアンデルセンの「おやゆびひめ」の物語世界に通じるものを感じさせます。

その他

日本郵便株式会社銀座郵便局において、通信販売を行います。
銀座郵便局通信販売の詳細はこちら

インターネットでの通信販売を行います。
インターネットによる通信販売はこちら

「郵趣のための押印サービス」および「特別日付印の意匠等」についてはこちら

【販売業者】

販売業者名 日本郵便株式会社
代表者氏名 髙橋 亨
住所 〒100-8798 東京都千代田区霞が関一丁目3番2号
受付窓口 お客様サービス相談センター
Tel:0120-23-28-86
受付時間 平日8:00~22:00/土・日・休日9:00~22:00

【支払方法】
ゆうちょ銀行の「振替払込書」の払込みによってお支払いただきます。

【申込期限】
2016(平成28)年2月29日(月)まで。
なお、申込期限前であっても、販売状況により早期に締め切る場合があります。通信販売のお申込みを早期に締め切る場合は、弊社Webサイトでお知らせします。

【商品の引渡し時期】
2016(平成28)年1月15日(金)までにお申込みの場合は、発行日から順次送付します。
2016(平成28)年1月16日(土)以降お申込みの場合は、入金の確認後、おおむね3週間商品到着に時間がかかる場合があります。

【返品に関する特約】
お届けした切手に瑕疵(かし)があった場合は、到着後、上記連絡先までご連絡ください。
なお、切手の瑕疵(かし)以外での返品には応じかねます。

【申込締め切り後のご注文に関する返金】
申込締め切り後にご注文をいただいた場合には、商品代金と送料を現金書留郵便物により返金いたします。お申込み時にお支払いただいた郵便振替手数料につきましては、返金いたしかねますので、ご了承ください。

お問い合わせ先

  • 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

切手関連サービス