「国際文通週間にちなむ郵便切手」の発行

2016年8月8日

日本郵便株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長横山　邦男）は、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献することを目的として、本年も特殊切手「国際文通週間にちなむ郵便切手」を発行します。
額面は、70円・90円・110円・130円の4種類を発行します。国際郵便において、70円は日本から世界各国宛てのはがきの航空便の料金額、90円・110円・130円は日本から海外の各地帯宛ての手紙の航空便（定形）の最低料金額となります。

記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する郵便切手の内容

名称	国際文通週間にちなむ郵便切手
発行日	2016（平成28）年10月7日（金）
シート構成		1シート10枚（縦2枚×横5枚）
切手デザイン	玉木　明（切手デザイナー）
版式刷色	グラビア5色
販売場所	全国の郵便局等オンライン通販サイト「切手SHOP」（注）銀座郵便局での郵便振替による通信販売

（注）切手SHOPへの掲載は、2016（平成28）年9月23日（金）を予定しています。

70円郵便切手

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意匠	歌川広重（うたがわひろしげ）画雪中芦（せっちゅうあし）に鴨（かも）
売価	1シート 700円
小切・印面寸法	縦25.5mm×横30.0mm
シート寸法	縦76.5mm×横175.0mm
発行枚数	400万枚（40万シート）

90円郵便切手

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意匠	歌川広重（うたがわひろしげ）画東海道五拾三次之内（とうかいどうごじゅうさんつぎのうち）・沼津（ぬまづ）
売価	1シート 900円
小切・印面寸法	縦28.0mm×横38.5mm
シート寸法	縦93.5mm×横222.5mm
発行枚数	500万枚（50万シート）

110円郵便切手

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意匠	歌川広重（うたがわひろしげ）画東海道五拾三次之内（とうかいどうごじゅうさんつぎのうち）・藤枝（ふじえだ）
売価	1シート 1,100円
小切・印面寸法	縦28.0mm×横38.5mm
シート寸法	縦93.5mm×横222.5mm
発行枚数	400万枚（40万シート）

130円郵便切手

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意匠	歌川広重（うたがわひろしげ）画東海道五拾三次之内（とうかいどうごじゅうさんつぎのうち）・二川（ふたがわ）
売価	1シート 1,300円
小切・印面寸法	縦28.0mm×横38.5mm
シート寸法	縦93.5mm×横222.5mm
発行枚数	300万枚（30万シート）

発行する郵便切手について

「国際文通週間」は、1957（昭和32）年の第14回万国郵便大会議において、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献しようという趣旨で設定されたキャンペーンであり、万国郵便連合創設記念日である10月9日から10月15日までの1週間となっています。日本では、その一環として、「国際文通週間にちなむ郵便切手」を1958（昭和33）年以降、毎年発行しています。
歌川広重（うたがわひろしげ）（1797～1858）は、江戸時代後期の浮世絵師で、15歳の時に歌川豊広に入門して浮世絵界に入りました。その後、狩野派、南画等を学び、独自の情緒ある画趣を確立。葛飾北斎とともに風景画の大家として、国内外にその名が知られています。
本年は70円郵便切手のデザインに広重の錦絵「雪中芦（せっちゅうあし）に鴨（かも）」（平木浮世絵美術館蔵）を採用しました。風景画家として有名な広重ですが、花鳥画にも優れた作品をたくさん残しています。
「東海道五拾三次（とうかいどうごじゅうさんつぎ）」は、江戸時代に整備された日本橋（東京）から三条大橋（京都）を結ぶ東海道の起点、終点と53の宿場を題材として、歌川広重が描いた浮世絵版画です。
これまでにも、「国際文通週間にちなむ郵便切手」として、「東海道五拾三次」を題材としており、43の宿場等をデザインした郵便切手を発行してきました。
本年は、「東海道五拾三次（保永堂版）」（平木浮世絵美術館蔵）のうち、まだ題材としていない宿場の中から、90円郵便切手に「沼津（ぬまづ）」（静岡県）、110円郵便切手に「藤枝（ふじえだ）」（静岡県）、130円郵便切手に「二川（ふたがわ）」（愛知県）をデザインしています。