「平成30年用年賀郵便切手」の発行

2017年8月31日

日本郵便株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長　横山邦男）は、年賀状の季節に私製はがき等にご利用いただけるよう、特殊切手「平成30年用年賀郵便切手」を次のとおり発行します。

記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する郵便切手の内容

発行日	2017（平成29）年11月1日（水）（販売期間は2017（平成29）年11月1日（水）から2018（平成30）年1月5日（金）までとなります。）
切手デザイン	貝淵　純子（切手デザイナー）
販売場所	全国の郵便局等郵便局のネットショップ銀座郵便局での郵便振替による通信販売

年賀郵便切手（寄附金、お年玉くじなし）

平成30年用年賀52円郵便切手

切手	画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
種類	52円郵便切手
売価	52円
シート構成		1シート50枚（縦10枚×横5枚）
意匠名	江戸趣味小玩具「笊かぶり犬」
印面寸法	縦22.5mm×横21.5mm
小切寸法	縦25.5mm×横21.5mm
シート寸法	縦280.5mm×横129.0mm
版式刷色	オフセット5色
発行枚数	1,600万枚（32万シート）
原画作者	貝淵　純子（切手デザイナー）

平成30年用年賀82円郵便切手

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種類	82円郵便切手
売価	82円
シート構成		1シート10枚（縦2枚×横5枚）
意匠名	とやま土人形「古代犬」
印面寸法	縦22.5mm×横21.5mm
小切寸法	縦25.5mm×横21.5mm
シート寸法	縦76.5mm×横129.0mm
版式刷色	オフセット5色
発行枚数	180万枚（18万シート）
原画作者	丸山　智（切手デザイナー）

寄附金付お年玉付年賀郵便切手

平成30年用寄附金付お年玉付
年賀52円郵便切手

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種類	52円郵便切手
売価	55円（寄附金3円を含みます。）
シート構成		1シート20枚（縦5枚×横4枚）
意匠名	江戸趣味小玩具「笊かぶり犬」
印面寸法	縦48.0mm×横25.5mm
小切寸法	縦51.0mm×横25.5mm
シート寸法	縦279.0mm×横127.5mm
版式刷色	グラビア6色＋凸版1色
発行枚数	1,220万枚（61万シート）
原画作者	貝淵　純子（切手デザイナー）

平成30年用寄附金付お年玉付
年賀82円郵便切手

切手	画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
種類	82円郵便切手
売価	85円（寄附金3円を含みます。）
シート構成		1シート20枚（縦5枚×横4枚）
意匠名	とやま土人形「古代犬」
印面寸法	縦48.0mm×横25.5mm
小切寸法	縦51.0mm×横25.5mm
シート寸法	縦279.0mm×横127.5mm
版式刷色	グラビア6色＋凸版1色
発行枚数	110万枚（5万5千シート）
原画作者	丸山　智（切手デザイナー）

発行する郵便切手のデザイン等

(1)年賀郵便切手について

新年を寿（ことほ）ぐ習慣は古くからありますが、郵便による年賀状の交換は、今日では欠かすことのできない新年恒例の風習となっています。年賀郵便切手は、1936（昭和11）年の年賀用として1935（昭和10）年に初めて発行しました。その後一時中断がありましたが、1948（昭和23）年（昭和24年用）以降毎年発行しています。

(2)郵便切手のデザインについて

本年は、来年の干支である「戌」にちなみ、次の郷土玩具を題材として、切手をデザインしました。

＜江戸趣味小玩具　「笊かぶり犬」（東京都）＞

江戸趣味小玩具は、八代将軍吉宗が発した「ぜいたく禁止令」がきっかけで誕生したといわれる、江戸時代から浅草に伝承されている精巧な細工をほどこした小玩具で、現在は「助六（すけろく）」が東京都台東区浅草で制作しています。「犬」という字に「笊」の「竹かんむり」をかぶせると、「笑」という字に似ており、「子どもにはいつもにこにこ笑顔で元気に育ってほしい」という願いが込められています。

＜とやま土人形　「古代犬」（富山県）＞

とやま土人形は、江戸時代末期、名古屋の陶器職人広瀬安次郎（ひろせやすじろう）が富山藩主前田利保（まえだとしやす）に「天神臥牛（てんじんがぎゅう）」を献上したのが始まりといわれています。江戸時代末期以降、発展して、民間信仰、縁起物、あるいは、子供の玩具として数多く作られてきた、富山の郷土玩具です。色彩豊かな古代犬は、とやま土人形の代表的な作品です。