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環境

環境マネジメントシステム

環境基本宣言

環境に関する方針を「環境基本宣言」として定めています。
この「環境基本宣言」では、七つの具体的内容を示し、法令の遵守はもとより、環境汚染の予防や循環型社会の実現に積極的に取り組むことを明示しています。

環境基本宣言

環境に関する方針

私たちは、全国に多数の施設と車両を有する企業として、気候変動による影響に適応した事業運営に努めるとともに、カーボンニュートラルの促進に貢献するほか、地球環境への負荷低減に配慮した事業活動および環境保全活動を積極的に推進します。

具体的内容

  1. 私たちは、環境に関する法規制、条例、同意した各種協定等を遵守し、地球環境への負担を減らすための取組および環境汚染の予防に努めます。
  2. 私たちは、毎日の仕事の中で、環境への負荷の削減のため、省資源や省エネルギー、資源のリサイクル、環境に配慮した物品の使用など循環型社会の実現に積極的に取り組みます。
  3. 私たちは、業務車両等からの排出ガス削減に取り組み、地球温暖化の防止に努めます。
  4. 私たちは、地域とともにある企業の一員として、地域社会における環境保護への取り組みに積極的に参加・支援していきます。
  5. 私たちは、環境目的および環境目標を定め計画的に実行するとともに、これらを定期的に見直す枠組みを構築して、環境マネジメントシステムの継続的な改善を図ります。
  6. 私たちは、環境に関する情報を社の内外に積極的に公開し、環境教育や啓発活動を進めることにより、環境問題への意識の向上に努めます。
  7. 私たちは、この環境に対する方針を受けて自ら理解、認識を深めるとともに、この方針を広く一般に公表します。

推進体制

環境推進体制を整備し、環境活動の推進を図っています。

環境推進体制図

環境マニュアルに基づく取り組み、環境教育の推進

環境基本宣言の下、環境マニュアルを定め、郵便局において不在時の消灯や空調の適正使用など環境へ配慮した取り組みを推進・徹底しています。特に省エネ法上の指定工場および郵便物を区分する大規模な郵便局に該当する全国63か所(2024年1月現在)の郵便局では、「日本郵便オリジナル環境マネジメント指針」に従い、次のPDCAサイクルを実施し、更なる環境活動の推進を図っています。

PDCAサイクル

P(計画):環境法令の適用確認、環境活動計画の策定 ⇒ D(実施):環境活動の推進、社員への環境研修 ⇒ C(点検):環境活動状況の確認、環境法令の遵守確認、環境活動の監査(実地・書面) ⇒ A(見直し):点検・監査などに対する評価・改善策 ⇒ P(計画)から繰り返し

  • 社員の環境意識向上のため、環境活動を周知

  • 照明が不要な場所は、こまめに消灯

環境と安全に配慮した運転

エンジンブレーキの活用、乗車前に行う車両の点検(タイヤの空気圧チェックによる燃費悪化防止)、アイドリングストップなど環境と安全に配慮した運転を「エコ安全ドライブ」と称し、推進しています。

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気候変動対応

他企業とのパートナーシップによるカーボンニュートラル化の推進

東京電力

東京電力ホールディングスとのカーボンニュートラル化の推進に向けた戦略的提携に基づき、小山郵便局(栃木県小山市)および沼津郵便局(静岡県沼津市)において、2021年11月から実証実験を行っています。
両郵便局では、地方の郵便局のEV化の課題である長距離走行に対応するため、郵便局に急速充電器を設置して一時帰局時に活用することで航続距離の延伸を図っています。また、この急速充電器を地域に開放し、地域のEV化の推進に貢献するほか、太陽光発電の活用や、電力の再生可能エネルギー化などを通じた電力削減も行っています。
この実証実験には三菱自動車工業も参画し、EV走行データや電池残量推移の分析などによりエコドライブを推進するとともに、配送に伴うGHG削減を図っています。また、商用EV全体の走行性能向上に取り組むことで、日本全体のEV普及に貢献していきます。

中部電力

2023年1月に中部電力グループと戦略的提携の合意を行い、地域のカーボンニュートラル化と災害レジリエンスの強化に貢献することとしています。
本合意を踏まえ、2023年度内に、天白郵便局(愛知県名古屋市)において、太陽光発電設備や蓄電池などの設置を進め、再生可能エネルギーの活用とエネルギー利用の最適化、さらに停電時にこれらを活用することで、災害に強いまちづくりへの貢献を目指した試行を実施できるよう検討・準備を進めています。
今後も地域のカーボンニュートラル化に向けて、様々なパートナーとの協力を検討・実施していきます。

Yanekara

東京大学発のスタートアップであるYanekaraとの協業により、EVの充電時間をシフトし、地域の電力需要が高い時間帯での充電を避ける実証実験を行いました。自社のコスト削減のみならず、地域のエネルギー需給の安定化につながるよう、他の地域への配備を検討していきます。

パワーエックス

サービス図解 パワーX蓄電池画像

パワーエックスの大型蓄電池「PowerX Mega Power」の最適運用(電力取引市場の変動と郵便局の電力需要の変動に合わせた最適なタイミングでの蓄電・放電)と、日中の太陽光電力を蓄電池にためて夜に供給するオフサイトPPAによる再生可能エネルギーを中心とした電力供給を組み合わせることで、年間約1,000トンの温室効果ガス排出量の削減および電力コストの削減を目指します。

環境に配慮した施設(設備)、車両などの導入

太陽光発電設備の導入

再生可能エネルギー活用の一環として、太陽光発電設備の導入を推進しており、2023年末現在、全国50か所の郵便局に導入しました。これにより、CO2削減や地球環境の保全に貢献しています。

郵便局店舗の照明のLED化

2023年12月現在、郵便局店舗の照明器具のLED化に取り組んでおり、これまでに17,605か所の郵便局に採用しました。

「+エコ郵便局」建設の推進

環境に配慮した郵便局(「+エコ郵便局」)の建設を推進しています。「+エコ郵便局」とは、郵便局の建物にCLTを活用することで建設時のCO2発生を抑制、また木材利用により炭素を貯蔵するとともに、使用するエネルギーの一部に太陽光発電等の再生可能エネルギーを用いることにより、カーボンニュートラルの実現に貢献する郵便局です。
2024年2月末までに計14局を「+エコ郵便局」として開局しており、今後も一層環境に配慮した郵便局の建設を推進していきます。

  • CLT(クロス・ラミネイティッド・ティンバー):長い板状の木材を縦横交互に張り合わせた厚型のパネルで、強度、耐熱性に優れており、コンクリートや鉄に比べてCO2の発生を抑制。

丸山郵便局の外観

当麻郵便局の窓口ロビー

木質チップを熱利用するためのボイラー

EV車両などの導入・拡大

全国の郵便局において郵便物や荷物の配送にはEV四輪車・EV二輪車、郵便局間の輸送にはハイブリッド車および天然ガス車(CNG、LPG)を活用し、CO2の排出を抑えています。
また、比較的小さな荷物の配達には四輪車よりCO2排出量の少ない二輪車を活用しているほか、都市部を中心に電動アシスト付自転車を約2,000台配備し、環境負荷の少ない配達に努めています。
2022年度末までに、東京都を中心とした近距離エリアにおいて、郵便物や荷物の配送時に使用する軽四輪自動車約3,400台および郵便配達で使用する自動二輪車等約9,300台をガソリン車からEVに切替済みです。

  • EV車両導入・拡大への取り組み

トラックのカーボンニュートラルに向けた取り組み

2023年から、一部地域の郵便局間を輸送するトラックにおいて、CO2排出量ゼロの燃料を使用した車両による運行の実証実験を行っています。

  • 水素燃料電池トラックの取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」として実施。

RD燃料専用車両

水素燃料電池車両

モーダルシフトの推進

長距離輸送におけるトラックドライバー不足を見据え、トラックによる郵便物などの輸送を、地球に優しく大量輸送が可能な鉄道または海運に転換するモーダルシフトに取り組んでいます。
2022年度のモーダルシフト積載量は、鉄道で107.9千t、海運で27.4千tです。

客貨混載(路線バス・鉄道)

路線バスや鉄道会社と連携し、バスや鉄道車両で郵便物などの輸送を行う「客貨混載」の取り組みを進めることで、CO2排出量の削減につなげています。
当社は、2017年7月から、郵便物などを路線バスで輸送する客貨混載の取り組みを始めています。
路線バスによる客貨混載は、2024年4月現在、5路線(秋田県、宮崎県、兵庫県、北海道、愛媛県)で実施しています。
また、2019年3月から岐阜県恵那市の明知鉄道(あけちてつどう)株式会社と協力し、鉄道車両で郵便物などの輸送を行う「客貨混載」の取り組みを始め、同市内に所在する恵那郵便局と明智(あけち)郵便局との間を走行している3便のうち、夕方・夜間帯に運行する1便を鉄道輸送に切り替えています。
そのほか、西米良村では、村営バスにより当社、ヤマト運輸および佐川急便株式会社3社の荷物や、郵便ポストから収集した郵便物の客貨混載輸送を行っています。

スーパーフルトレーラを活用した共同幹線輸送

2019年3月に、一般社団法人全国物流ネットワーク協会と西濃運輸株式会社、日本通運株式会社、ヤマト運輸株式会社、当社の4社で、全長25メートルの連結トラック「スーパーフルトレーラ25」(SF25)による共同輸送の開始を発表しました。
全長25メートルの連結トラックは、車両の最長制限が21メートルから25メートルに緩和されたことにより、運行が可能になりました。今回の取り組みでは、異なる事業者のトレーラを連結し、事業者の枠を超えた共同輸送を行います。
当社の運行するSF25は、2019年4月から、関東-関西間で平日毎日往復1便運行しています。1台で従来のトラック2台分の荷物を運ぶことができるため、運行する車両台数が削減され、CO2排出量の削減につながります。

環境に配慮したオフィスビル・商業施設の建設

最新の環境配慮技術を取り入れながら、全国各地で不動産事業を行っています。2012年のJPタワーの竣工に続いて、2022年8月までに大宮、札幌、名古屋、博多、広島でオフィスビル・商業施設が竣工しました。
不動産事業では、省エネ機器の導入や、光・風・水など自然エネルギーの利用によって建物自体の環境性能を高めるだけでなく、屋上や壁面の緑化などを通じて周辺の豊かな環境づくりも大切にしています。そして、地球環境の保全とともに、不動産開発に当たっては地震や水害などの災害対策や事業継続計画(BCP)といった社会課題に対応する施策を高いレベルで追求しています。
これからも、地球環境への負荷の少ない不動産事業を展開していきます。

JPタワー(2012年5月竣工)

オフィスフロアの照明器具にLED照明を採用し、また外気を利用した冷房設備は室内のCO2濃度をセンサーで感知して外気の取り入れ量を制御するなど、最先端の省エネルギー技術を徹底的に採用しており、グリーン電力を導入しています。

<評価・表彰>

  • 「東京の低炭素ビルTOP30」に選定(2011年)
  • 建築環境総合性能評価システム「CASBEE-新築版」において、最高位Sランク取得(2013年)
  • 「第4回 省エネ・照明デザインアワード(平成25年度)」の公共施設・総合施設部門において優秀事例受賞(2013年)
  • 第24回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞(2015年)
  • 「トップレベル事業所」に認定(2017~2020年度)
大宮JPビルディング(2014年8月竣工)

LED照明の採用や長さ36m・高さ10mに広がる壁面緑化など、環境に配慮した仕様となっており、グリーン電力を導入しています。

<評価・表彰>

  • 建築環境総合性能評価システム「CASBEEさいたま」において、最高位Sランクを埼玉県さいたま市大宮区で初めて取得(2014年)
札幌三井JPビルディング(2014年8月竣工)

札幌三井JPビルディング
外観

事務室内全ての照明にLED照明を採用したほか、外部からの光を感知して自動で調光する「自動調光システム」を導入しています。

JPタワー名古屋(2015年11月竣工)

オフィスには個別照度設定可能な自動調光システムのLED照明を採用しており、高遮熱断熱複層ガラスや自然換気システムを導入した外装計画に加え、地域冷暖房、太陽光発電、雨水利用、屋上緑化・壁面緑化など、次世代のオフィスに求められるさまざまな視点からのきめ細やかな環境対策を行っています。

<評価・表彰>

  • 建築環境総合性能評価システム「CASBEE名古屋」において、最高位Sランク取得(2013年)
  • 第2回なごやグッドグリーン賞を受賞(2018年)
KITTE博多(2016年4月開業)

KITTE博多
外観

建物は、壁面を緑化することで快適で潤いのある空間を創出するとともに、CO2排出量削減や省エネを目指し、環境(設備)設計において高効率空調機(モジュールチラー)の採用、全館LED照明の採用、雨水利用システムの導入などの対策を実施しています。

<評価・表彰>

  • 建築環境総合性能評価システム「CASBEE福岡」において、Aランク取得(2016年)
JRJP博多ビル(2016年4月竣工)

JRJP博多ビル
外観

建物は、LED照明、雨水利用、高遮熱断熱複層ガラスや自動調光システムの導入による環境対策に加え、非常用発電機の設置などによりBCPにも配慮した建物となっています。

<評価・表彰>

  • 建築環境総合性能評価システム「CASBEE福岡」において、Aランク取得(2016年)
広島JPビルディング(2022年8月竣工)

広島JPビルディング
外観

低層部の一部を壁面緑化しているほか、熱負荷を軽減する遮熱性の高いLow-eガラスや、エネルギー消費量をおさえるため貸室内の照明と換気を人員にあわせて適正に制御する画像センサーを採用することで、環境性能の向上に取り組んでいます。

<評価・表彰>

  • 建築環境総合性能評価システム「CASBEE広島」において、Sランク取得(2022年)

環境に配慮した商品・サービス

再配達削減の取り組み

再配達を削減し、社会や環境問題にも対応していくため、荷物や郵便物を便利に受け取ることができるサービスを提供しています。

エシカルな取り組み

環境にも、人にも、社会にもやさしい取り組みとしてエシカル消費の推進に取り組んでいます。
2022年7月~8月に沖縄産のマンゴー、パイナップルを題材としたエシカルなふるさと小包を企画・試行販売を実施し、また、2023年4月~6月に佐賀県の呼子の干物と佐賀牛カレーを題材としたエシカルなふるさと小包を企画・試行販売を実施しました。
この実証により、カーボンオフセットの選択肢を提供し、フードロス対策や生産者等の働き方改革につながることが確認できました。
今後は試行により得られたニーズや課題などを踏まえ、エシカル概念の浸透や商品の拡大を検討していきます。

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資源の有効活用と廃棄物の削減

郵便局のリサイクル推進

日本郵政グループで使用した紙のリサイクル

日本郵政グループ各社で使用した文書を集中倉庫で保管する業務を行っています。文書の保管期限経過後、提携する溶解工場で溶解処理を行っており、溶解された文書はトイレットペーパーなどリサイクル製品となり、郵便局などで再利用しています。

ユニフォームのリユース

使われなくなったユニフォームを回収し、クリーニングなどのメンテナンスを施した上で、必要となった郵便局でリユースしています。これにより新品の調達を抑制することができ、コスト削減や地球環境保全につなげています。
2022年度はジャケット、ワイシャツなど合計約4万7千着のユニフォームをリユースしました。

WWFジャパンとのコーポレート・パートナーシップを締結

2022年12月1日、日本郵便はWWFジャパンと人と自然が調和して生きられる持続可能な未来の実現を共に目指すため、コーポレート・パートナーシップを締結しました。
当社は、森林資源を使用する企業としての責務を果たすため、はがき全般について、森林保全につながるFSC認証を受けた紙に順次切り替えていますが、さらにもう一歩踏み込み、WWFジャパンの森林保全プロジェクトを支援することで、手紙文化の継承・発展と森林保全の両立に向けて取り組んでいます。
あわせて、サステナビリティ経営の推進のために3つの取組を協働することにしており、その1つの自然資源の持続可能な利用に向け、2023年8月、紙製品調達ガイドラインを策定しました。

バイオマスプラスチック製のレジ袋

2020年7月から、環境に配慮した新しいレジ袋を販売しています。一部の袋は、非食用の「資源米」などを原料とするバイオマスプラスチックを配合しており、石油資源の節約とCO2排出量の削減に貢献しています。

郵便局を活用したリサイクルの推進

使用済みインクカートリッジの回収

プリンターメーカー4社と協力し、使用済みインクカートリッジの共同回収(インクカートリッジ里帰りプロジェクト)を行っています。
2023年12月現在、回収箱は全国約3,000カ所の郵便局および一部の地方公共団体に設置されています。
郵便局などにお持ちいただいた使用済みインクカートリッジは、ゆうパックで仕分け作業所に送られ、メーカーごとに仕分けされた後は、各メーカーによって再資源化されます。
2023年度は約340万個の回収実績があり、125t(杉の木14,300本相当)のCO2削減効果がありました。

家庭系消火器の回収

2005年に環境省による一般廃棄物の広域認定制度の対象品目に消火器が加えられたことにより、消火器メーカーによる廃消火器の広域的な回収・リサイクルが可能となりました。
当社では、2006年から、ゆうパックを活用した消火器の回収を行うことにより、消火器メーカー(HATSUTAエコサイクルセンター)が進める地球環境保全における循環型社会の形成に向けた取り組みに協力しています。
2023年度は、約540個のゆうパックにより回収しました。

パソコンの回収

2003年から、「資源有効利用促進法」に基づき、パソコンメーカーとお客さまが協力し合って、家庭のパソコンを再資源化するパソコンリサイクルが始まりました。当社では、パソコンメーカーと連携し、専用のエコゆうパックを活用したパソコンの回収を行うことにより、パソコンメーカーによる再資源化の取り組みに協力しています。
2023年度は、約17万個のエコゆうパックにより回収しました。

「日本郵便の紙のリサイクル(機密文書溶解サービス)」の試行実施

不要になった機密文書や請求書などの郵便物、はがきなどの書類の溶解サービスを、法人のお客さま向けに試行実施しています。お客さまの機密文書などが入った箱はセキュリティゆうパックで工場まで運ばれ溶解されます。溶解された書類はトイレットペーパーなどにリサイクルされます。
安心・安全に書類を溶解しリサイクルするこのサービスは、お客さまにとって便利かつ環境保護にもつながるサービスです。

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生物多様性保全の取り組み

FSC認証紙のはがき

全てのはがきに、適切な森林管理を広める国際的な認証制度「FSC®認証」を受けた紙を使用しており、世界の森林や生物多様性の保全と、持続可能な森林資源の利用を促進しています。

  • FSC認証は、適切に管理された森林と、そこから生産された林産物、再生資源、そのほかの管理された供給源からの原材料で作られた製品を識別する、国際的な森林認証制度です。
    FSC認証を受けるには、豊かな自然環境を守り、悪影響を抑えるのはもちろんのこと、労働者の権利や安全の確保、地域社会との良好な関係の構築など、生産から加工・流通に至るすべての過程において、多様な視点から適切に管理されていることが求められます。

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主な環境条例報告

東京都「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」に基づき提出した報告書
 ※上記をクリックしてください(東京都環境局のホームページへアクセスします)

「埼玉県地球温暖化対策推進条例」に基づき提出した報告
埼玉県条例に係る地球温暖化対策計画・実施状況報告書(PDF3.12Mバイト)

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エネルギー消費量(温室効果ガス排出量)

日本郵便株式会社のエネルギー消費量および温室効果ガス排出量

単位:GJ

エネルギー消費量 2019年度 2020年度 2021年度
施設 12,807,710 13,393,178 13,250,740
車両 2,872,799 2,590,715 2,402,218
合計 15,680,509 15,983,893 15,652,958

単位:t-CO2

温室効果ガス排出量 2019年度 2020年度 2021年度
自社排出量 Scope1 エネルギー起源 271,618 259,022 242,079
非エネルギー起源
(HFCs)
511 872 1034.1
Scope2 535,153 522,961 526,093
小計(Scope1+Scope2) 807,281 782,855 769,205
サプライチェーン排出量 Scope3 584,908 593,253 581,255
合計(Scope1+Scope2+Scope3) 1,392,189 1,376,109 1,350,461
荷物配送原単位 2020年度 2021年度
温室効果ガス排出量 営業収益原単位
(t-CO2/億円) ※1
40.4 41.9
温室効果ガス排出量 荷物個数原単位
(g-CO2/個) ※2
195 207
  1. 営業収益原単位:日本郵便株式会社および日本郵便輸送株式会社の荷物配送に係る温室効果ガス排出量(t)(Scope1+Scope2)÷荷物営業収益(億円)
  2. 荷物個数原単位:日本郵便株式会社および日本郵便輸送株式会社の荷物配送に係る温室効果ガス排出量(g)(Scope1+Scope2)÷荷物個数(個)(ゆうパック+ゆうメール(ゆうメールは10通でゆうパック1個として算出))
郵便配送原単位 2020年度 2021年度
温室効果ガス排出量 営業収益原単位
(t-CO2/億円) ※1
27.2 28.1
温室効果ガス排出量 郵便通数原単位
(g-CO2/通) ※2
22 23
参考 SCOPE3(カテゴリ1(委託配送))のうち、郵便配送分
(万t-CO2)
6.0 5.9
  1. 営業収益原単位:日本郵便株式会社および日本郵便輸送株式会社の郵便配送に係る温室効果ガス排出量(t)(Scope1+Scope2)÷郵便営業収益(億円)
  2. 郵便通数原単位:日本郵便株式会社および日本郵便輸送株式会社の郵便配送に係る温室効果ガス排出量(g)(Scope1+Scope2)÷郵便通数(通)

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