NHK学園賞
東京都 都立 一橋高等学校 3年 梅野 紗千乃
つたえたいあいて:お父さん
講評
父への感謝状ともいえる年賀状ですね。
15年前にお母さまを亡くされているということは、紗千乃さんが3歳の時。幼子を抱えて、男手ひとつで育ててくれた父。新年には福袋を抱えて満面の笑み浮かべる父。想像しただけで涙が浮かびます。
還暦はもう一度赤子に戻るといわれています。世界一優しい父の新しい人生を今度は紗千乃さんが見守り、支えていく、、そんな父娘の未来が見えてほっこりさせてくれた作品です。
藤森 いずみ 先生