NHK学園賞
滋賀県 大津市立 青山中学校 2年 山本 温
つたえたいあいて:いとこ
講評
親せきも集まっていっしょに過ごすお正月の良さを、記憶の中から取り出して、しみじみと味わい直すような年賀状です。
コロナ禍のために避け、あきらめてきた暮らしの中のあれこれの場面。振り返ると、だからこそ光って見えますね。「みんなで笑って過ごすお正月がこれからもずっと続きますように」という一文が、空疎なあいさつではなく、本当の祈りだとわかります。そうわかったのが、コロナ禍の収穫かもしれません。
苅谷 夏子 先生