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日本郵便賞

新潟県 角山 尚子

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つたえたいあいて:夫


講評

 二人合わせて百六十一歳という角山さんご夫婦の人生が、ぎゅうっと凝縮された年賀状です。五十五年もの間、共に過ごした忙しい日々の中で、はがきの紙面に収まるほど凝縮して人生を眺めることは、あまりないことかもしれません。一年の始めにこうしてことばに表して幸せを確認できることのすばらしさ。
 八十一歳のご夫君が「いつも家事を手伝ってくれ」ることも、またなんとすばらしい!

苅谷 夏子 先生