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文部科学大臣賞

茨城県 県立 大子特別支援学校 2年 益子 優美

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つたえたいあいて:いとこ


講評

 上半分を文字、下半分が絵で大胆に構成された絵手紙です。広い余白に絶妙な間合いとバランスで並べられた言葉から、妹さんを思う優しさが伝わります。ピンクの色鉛筆が短くなっているのは姉妹が好きな色だからでしょうか。長さの異なる色鉛筆が並ぶ姿は家族のようにも見えます。簡素な構成が細部に目を向けさせ、隠れたメッセージを浮かび上がらせています。飾り気のない澄んだ表現で、温もりある世界をつくり出している不思議な魅力に溢れた作品です。

高須賀 昌志 先生