日本郵便賞
埼玉県 県立 大宮高等学校 1年 湯浅 麻里香
つたえたいあいて:お母さん
講評
お弁当箱を画面の中央に配置した構図は添えられた言葉と共に堂々として、また清々しく見応えがあります。お弁当箱のご飯やおかずの数々もよく観察し、細部まで丁寧に色を塗り重ねて表現しています。毎日早起きをしてお弁当をつくってくださるお母さんへの感謝の気持ちを伝えたいという麻里香さんの想いが画面いっぱいに溢れています。葉書の隅に描かれた二本のお箸が絵画的な空間を生みだし、画面を引き締めています。作者の構成力を感じました。
広瀬 晴美 先生