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文部科学大臣賞

東京都 私立 光塩女子学院高等科 3年 鮫島 世玲菜

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つたえたいあいて:おじいちゃん


講評

 悲しみの中にあらわれる一筋の光、それは言葉によって差し込むものなのかもしれません。世玲菜さんに突然訪れたつらい別れと、気持ちを受け止めるじぃじの言葉の温かさが伝わってきます。その言葉は、悲しみを共有する者同士にしか分からない本当の絆の証かもしれません。はがき一面に描かれた伸びやかな向日葵は、たくさんの太陽の光を浴びて育ち、その光がまた周りをあたたかくしていく姿に見え、まるで世玲菜さん自身の姿に感じられます。

鈴木 一史 先生