文部科学大臣賞
福井県 私立 北陸高等学校 3年 藤井 奏香
つたえたいあいて:姪っ子
講評
小さな小さな命が自分たちを明るくしてくれる、そんな姪っ子への感謝の思いから始まり、柚來さんへのママの愛情も十分に感じつつ、ママ(叔母)の分まで愛情を注ごうとしている奏香さんのやさしさと温かさが伝わってくる手紙です。絵からもわかるように1枚の中にたくさんの人のやさしさが凝縮されています。もちろん今は柚來さんはこの手紙を読めないけれど、将来これを開くとき、どんなにうれしいことでしょう。この手紙は、まるで喜びと愛情の詰まったタイムカプセルのように感じました。
鈴木 一史 先生