
文部科学大臣賞
東京都 岩倉高等学校 3年 田中 綾乃
つたえたいあいて:おともだち
講評
毎日学校で一緒に過ごしている友人。その友人が夢に向かって努力している 様子をすぐ隣で見ている臨場感がよく伝わってきます。友人が集中して本を読んでいるしぐさや、窓から差し込むあたたかな日差し、あえてトーンを落とした背景の色使いによって、日常の教室の雰囲気をよく描き出しています。
このように日常の風景を丁寧に描くことで、友人へエールを送る優しい気持ちが伝わってきます。また、さり気ない日常の中に大切な価値が存在していることを、見ている私たちに教えてくれています。
大泉 義一 先生