アートな切手
あー…とっても美しい!
美術の世界シリーズの第四弾は、「黄色・黄金の世界」です。
今回は、室町時代から現代にいたる日本の絵画・工芸と、近代のヨーロッパ絵画のなかから、
黄色・黄金が印象的な作例を取り上げました。
63円シート
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84円シート
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今回は黄色と黄金を同時に採用するかどうかを悩みました。日本の絵画は黄色い部分を表現する際、金箔や金泥で描いている作品も多いため、黄色と黄金を同時に採用することに決めました。
西洋の油絵の黄色や、日本画の黄色、金屏風など、様々な色彩を楽しめるように作品を選定しました。
あらゆる絵画の中で、ウィーン分離派といわれるオーストリアの絵画は、私が一番好きなジャンルです。
今回、グスタフ・クリムトの作品を採用できたことはとても嬉しかったです。高校生の頃、絵が上手くなりたくて、クリムトの作品をたくさん模写しました。
63円の肖像画も華やかで素敵ですし、84円の黄金の騎士もかっこいい作品だと思います。
浮世絵などは退色しやすかったり、紙自体が黄ばむこともあります。候補の中には、描かれた当時に黄色の染料が使われていたか不明なものもありました。
所蔵元の美術館に相談しながら、黄色が実際に使用されているという作品を慎重に選びました。
ゴッホの「ひまわり」は、このシリーズを立ち上げたときからずっと採用したいと思っていた作品でした。鈴木其一の「向日葵図」も採用することができて、日本と西洋のひまわりの表現の違いなどが面白い対比になったと思っています。