暑い夏は「毎日ご苦労サマー」と
友にお手紙書こうかな~っ♪
今回は、夏を連想させる題材をやわらかな色使いの水彩イラストで表現しています。
特に夏の風物詩としておなじみの朝顔は、江戸時代以降に作り出されてきた、
朝顔とは思えない変わった花形や葉形の「変化朝顔」と呼ばれる朝顔を描いています。
さまざまな機会でご利用いただきやすいおすすめの切手です。
63円シート
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84円シート
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今回のテーマの決定に当たり、まず文具店を何店舗もリサーチ。朝顔やうちわ、ふうりん等の題材は人気があると分かり、テーマを「日本の夏」としました。その中でも朝顔は、「変化朝顔」と呼ばれるものを選ぶことにしました。
早速、「変化朝顔」の展示をしている国立歴史民俗博物館様に取材に行きました。一見すると朝顔とは思えないほどの多様で魅力的な朝顔が沢山ありました。
そのうち2種類を切手意匠として採用することにしました。
展示ではさまざまな色や形の朝顔が見られた。
松島鍬形葉白地紫時雨絞丸咲(咲分)
花の模様は、白地に有色のすじ状の模様が入り、花ごとに入り方が異なる。
葉の模様も黄緑と緑が入り、葉ごとに入り方が異なる。
青蜻蛉丸笹葉紅覆輪切咲牡丹
花の形は、一般的な朝顔とは異なり、おしべ、めしべが変異を起こし花びらになり、花びらの数が多くなる。種の出来ない朝顔。
私が切手のデザインを作成する際は、撮影した写真を基に、切手にした際に魅力的に見えるよう構図を検討することから始めます。構図が決まると線画を描き、最後は水彩絵の具で着彩し、切手に仕上げていきます。花や、葉の色味の濃淡を塗り分けるのが難しかったです。