溶解処理サービスを利用しSDGsに貢献！書類廃棄を効率化する株式会社アインホールディングスさまの事例を紹介。

環境に優しい株式会社アインホールディングスさまの取り組み

株式会社アインホールディングスさまは、薬局・コスメティックストア・インテリアショップの経営、ジェネリック医薬品の卸売販売、コスメの販売、売店の経営など、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営を手がける企業です。薬局は全国に1,244店舗、コスメティックストアは87店舗、インテリアショップは163店舗（2025年4月期第3四半期末時点）展開しており、ファーマシー事業とリテール事業を柱として展開しています。
また、環境保護・負荷低減を重要課題とし、環境配慮品の導入など、環境問題への対策に積極的に取り組んでいます。

環境保護・負荷低減｜環境｜サステナビリティ｜アイングループ （企業情報） (ainj.co.jp)

店舗で使用する備品や商品を環境配慮品に切り替え

株式会社アインホールディングスさまでは、薬局や店舗で使用する印刷物やラベル、白衣などの備品において、環境負荷低減につながる商品を優先的に選択しています。また、それらの備品は、ISO14001を取得している企業から入荷しており、2023年度には一般消耗品における環境配慮品の購入率が約45%にも上っています。

薬局・店舗では、マイバッグ運動を推進するとともにレジ袋の素材を変更するなど石油由来プラスチックの使用削減にも努めています。さらにオリジナルブランドのコスメ＆ビューティ商品の一部では、パッケージを工夫することで従来使用していたプラスチック由来のシュリンク包装の廃止も実現しています。

グループ全体でプラスチックの使用量を削減することで、廃プラスチックによる環境汚染や自然破壊などの環境問題の改善に寄与する活動に、精力的に取り組んでいます。

医薬品の配送回数削減によるCO2排出量削減

株式会社アインホールディングスさまでは他企業と協業のうえ、特に数値の高い「事業者の活動に関連する他社の温室効果ガス排出量（Scope3）」の削減にも取り組んでいます。

トライアルでは薬局ごとに徹底的に在庫管理を行い、最適な在庫をコントロールすることで、薬局と医薬品卸会社の双方の作業効率化を実現しています。医薬品流通モデルの構築を実施したことで、配送回数の削減を実現し、車両燃料に起因するCO2排出量を大幅に削減することにも成功しています。

書類廃棄の作業効率化やスペース確保が課題に

薬局では、薬の調剤や服薬指導、薬歴管理のほか、会計書類などの個人情報が記載されている大量の書類の管理・廃棄処分があり、これらの業務負荷および書類を保管するスペースの確保が課題として挙げられます。株式会社アインホールディングスさまも例外ではなく、個人情報が記載された書類の取扱いにおける管理・廃棄処分に頭を悩ませていました。

シュレッダーでの処理作業が負担に

日本郵便の「機密文書溶解サービス」を導入以前、株式会社アインホールディングスさまの薬局では、会計書類など、個人情報が記載されている書類は、シュレッダーにかけて廃棄していました。シュレッダーによる裁断は地味に時間がかかる工程であり、処理作業が負担になるほか、作業中に服や指が巻き込まれそうになり、危険を感じたりすることもありました。

さらに、薬局ごとに機密文書の廃棄委託事業者が異なっていたため、廃棄(回収)タイミングもまちまちであり、書類廃棄における作業効率やリスク管理にもバラつきがあることに課題を感じていました。

廃棄する書類の保管スペース確保も課題

廃棄する書類は、段ボールなどの専用の箱に入れて委託事業者が指定する日まで保管しなければいけませんが、いずれの薬局でもそれほど広いスペースは確保できません。そのため、回収日がくるまで廃棄書類が入った段ボールにスペースを取られることで動線が悪くなり、業務効率が低下していました。

日本郵便の「機密文書溶解サービス」の導入効果

シュレッダー廃棄による作業負荷、保管スペースの確保などの課題に対して、株式会社アインホールディングスさまが導入したサービスが日本郵便の機密文書溶解サービスです。

日本郵便の機密文書溶解サービスとは、専用の箱に機密文書などの書類を入れて送付するだけで、個人情報が記載された書類を安心・安全に溶解できるサービスです。専用箱はセキュリティサービスを付加したゆうパックで日本郵便指定の溶解工場に直接運ばれ、箱のまま完全に溶解するため、個人情報漏えいなどのセキュリティ面も心配ありません。また、処理された資源はトイレットペーパーなどにリサイクルされるため、株式会社アインホールディングスさまが積極的に取り組む環境問題への対策にもつながります。

現在、株式会社アインホールディングスさまの薬局1,244の全店舗（2025年4月期第3四半期末時点）で導入しています。

箱の提供から回収まで一気通貫で対応

株式会社アインホールディングスさまの従来のオペレーションでは、専用箱を提供する委託事業者や回収・運搬事業者など、複数の事業者が関係していたため、窓口も複数あり、書類の廃棄までに多くの調整が必要でした。そこで、日本郵便の機密文書溶解サービスを導入することにより、専用箱の用意、回収、配送も日本郵便が担当するため、担当窓口が一本化でき、作業負担の軽減が可能となりました。

書類で埋まった箱は、平常の集荷時にゆうパックとして回収可能なため、店舗が段ボールで埋め尽くされるリスクも軽減。空箱がなくなった際は、集荷時にお知らせいただき、日本郵便で用意してお届けしています。

溶解完了証明書も発行されるので、安心です。

＜日本郵便の機密文書溶解サービス＞

シュレッダーが不要になりハード面のコスト減も

日本郵便の機密文書溶解サービスでは、専用箱に紙を入れて送るだけなので書類をシュレッダーにかける必要がありません。クリップやホチキス、紙ファイル、とじひもなども外す必要はなく、そのまま専用箱に入れるだけで対応できるため、シュレッダー自体が不要になります。実際に、株式会社アインホールディングスさまでは、店舗が増えていくなかで、シュレッダーの導入やメンテナンスなど、ハード面におけるコスト削減という副次的効果も実感されています。

持続可能な社会の実現に向けた更なる取り組み

持続可能な社会の実現に向けて株式会社アインホールディングスさまでは、機密文書溶解サービス以外にも、服薬指導後の薬の発送について、現在各店舗から発送しているものを全国数か所に集中処理センターを作り、対応できないかと検討しています。薬局で使用する備品についても各店舗に各々の事業者が送ってきており、効率化を図るためにも、全国にある日本郵便の物流ソリューション倉庫の活用を日本郵便としてもおすすめしています。

機密文書の廃棄方法｜企業の書類の処分は溶解処理サービスがおすすめ | 解説法人のお客さま | 日本郵便 (japanpost.jp)

機密文書溶解サービスは日本郵便にお任せ

株式会社アインホールディングスさまの事例のとおり、機密文書の廃棄には、日本郵便の機密文書溶解サービスがおすすめです。箱の提供から回収まで一気通貫で対応します。

＜おすすめポイント＞

• 「箱を組み立てて」→「紙を入れて」→「送るだけ」
• 安心・安全・完全溶解！
• クリップ、ホチキス、紙ファイル、とじひもの取り外しも不要
• 最初から最後まで万全のセキュリティ！
• トイレットペーパーなどへのリサイクルにより、環境問題への対策にもつながります。

専用箱のサイズも小箱(100)サイズと大箱(120)サイズで、お客さまのニーズにあった容量をお選びいただけます。
機密文書の廃棄を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。