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お客さま本位の業務運営に関する基本方針
お客さま本位の業務運営に関する基本方針
日本郵便株式会社は、募集品質に関する諸問題や2021年1月に改訂された「顧客本位の業務運営に関する原則」、「日本郵政グループお客さま本位の業務運営に関する基本方針」を踏まえ、お客さまから真に信頼される企業を目指し、「お客さま本位の業務運営」をさらに徹底してまいります。
1 お客さま本位の業務運営の実践に向けた企業文化の推進
(※1 原則2(本文))
私たち日本郵便は、経営理念の下、創業以来培ってきたお客さまや地域からの信頼を基に、郵便、貯金、保険のユニバーサルサービスを中核とする様々な商品・サービスを提供しつつ、地域と寄り添い、地域と共に生き、地域を支える会社であり続けることを社会的使命としています。
その実現に向け、郵便局ネットワークを維持、強化し、お客さま本位の姿勢でお客さま利便の向上に取り組みます。
【主な取組項目】
- 郵便、貯金、保険のユニバーサルサービスを全国において確実に提供します。
- 郵便局ネットワークを活用した地方創生に取り組みます。
- 日々寄せられるお客さまからの声を大切にし、お客さまが安心して、郵便局をご利用いただけるよう取り組みます。
2 お客さまニーズに的確に応える商品・サービスの提供
(※1 原則2(注)、原則3(本文、注)、原則4、原則5(注3)、原則6(本文、注1、2、4)
- 法令および社会規範等を遵守することはもちろん、常に高い倫理観に基づいた行動を徹底します。
- 郵便、貯金、保険をはじめとするお客さまの暮らしに便利な商品・サービスを、ライフスタイルの変化等に合わせ、適正に、かつ高い品質で提供し続けます。
- 「販売・サービス方針」にのっとり、分かりやすく、正確で迅速・丁寧なお客さまへの対応・説明に取り組みます。
- 資産運用や保険の商品・サービスの提案をする場合は、お客さまのニーズや投資経験、利用目的等、お客さまのご意向を十分に把握し、お客さまの最善の利益を図るためにふさわしいと考える商品・サービスの提案を行います。
- ゆうちょ銀行およびかんぽ生命保険をはじめ、他の事業パートナーとも協働し、郵便局ならではの金融商品・サービスの提供に取り組みます。
- お客さまの利益を不当に損なうことのないよう、お客さまとの取引について、適切な事務手続等により、利益相反の管理等を徹底します。
販売・サービス方針
- 商品・サービスの提供にあたっては、法令および社会規範等を遵守することはもちろん、本方針にのっとり、常に高い倫理観に基づいて、お客さまの最善の利益を図るための行動を徹底します。
- お客さまの知識、経験、財産の状況および利用目的に照らし、適切な商品・サービスをお勧めします。
また、お客さまのご意向を十分に把握し、お客さまにご満足いただける商品・サービス提案を行います。
なお、お客さまのご意向がある場合でも、お客さまのためにならない提案は行いません。 - お客さまご自身の判断でご利用していただくため、商品・サービスの内容を十分に理解していただけるよう丁寧に分かりやすくご説明します。
- 不確実な事項について断定的に説明したり、事実でない情報を提供するなど、お客さまの誤解を招くような説明は行いません。
- お客さまへの訪問・電話連絡等にあたっては、お客さまの立場に立ち、時間帯・場所・販売方法等に配慮し、お客さまを第一に考えて行動します。
- 商品・サービスの提供にあたって知り得たお客さまに関する情報は、厳正に管理します。
- お客さまニーズに的確に応える商品・サービスの提供が行えるよう、法令等の遵守、商品知識等の習得、コンサルティングスキルおよびマナー向上のために研修の充実に努めます。
【主な取組項目】
- eコマースの拡大等、お客さまのライフスタイルの変化に合わせた郵便・物流の商品・サービスの充実に取り組みます。
- 郵便物・荷物の差し出しや受け取りの利便性向上に取り組みます。
- お客さまのライフステージに合わせ、貯金、保険の基礎的な金融商品・サービスのほか、長期安定的な資産形成に適した資産運用の商品・サービスを取りそろえます。
- お客さまが、より身近な郵便局で資産形成をはじめられるよう、投資信託をご案内できる環境を整備します。
- お客さまに金融商品・サービスをご提案する際には、定められた手順に従いご意向確認を確実に行うとともに、資産運用や保険の商品・サービスにおいてお客さまが高齢の場合にご家族に同席していただくなど、お客さまに安心してご利用いただけるよう取り組みます。
- 資産運用の商品・サービスについては、お客さまが負担する手数料等を示しつつ提案を行います。
- 資産運用や保険の商品・サービスについて、お客さまへの丁寧なアフターフォローに努めます。
3 お客さまとのコミュニケーションの充実
(※1 原則5(本文、注1、2、4、5)、原則6(注5))
- お客さまが気軽に足を運べ、相談しやすく、より親しみを感じる、地域ニーズに応じた郵便局づくりに取り組みます。
- いただいたお客さまの声を経営に活かし、お客さまにご満足いただけるサービスの提供に努めます。
- お客さまの資産形成やライフプランに関する相談に応えるとともに、十分に理解していただけるよう丁寧に分かりやすく情報を提供します。
【主な取組項目】
- 郵便局の窓口やお客様サービス相談センター等に寄せられたお客さまの声を、経営層においても共有し、商品・サービスの改善等お客さま満足の向上に取り組みます。
- 郵便局でセミナーや相談会を実施するなど、お客さまの金融知識の向上に役立つ情報提供に取り組みます。
- 見やすく、分かりやすい資料を用いて、金融商品・サービスや制度等を丁寧に説明し、十分に理解していただけるよう取り組みます。
4 お客さまに信頼される人材の育成・評価
(※1 原則6(注5)、原則7(本文、注))
- お客さま本位の意識の浸透・定着、商品・業務知識、接遇・マナーの向上等を図り、お客さまから信頼される存在となるような人材を育成します。
- 活き活きと笑顔で自信を持って地域のお客さまに接し、お客さま満足につながる行動を実践する社員を評価します。
【主な取組項目】
- お客さま本位の意識の浸透・定着、業務知識や商品・サービスの関連知識を付与する研修を行うなど、高い倫理観と豊富な知識でお客さまのニーズに的確に応える社員の育成に取り組みます。
- よりお客さまに満足いただくため、社員一人ひとりの応対レベルの向上に取り組みます。
- 正確・迅速な業務の実施、誠実なお客さま対応等、お客さまの信頼に応える社員を評価します。
5 取組状況の確認等
- 本方針に基づく取組状況を定期的に確認し、結果について公表します。
- また、本方針は、社会情勢や経営環境の変化等を踏まえ、よりよい業務運営を実現するため、年1回見直します。
2023年度の取組状況:「お客さま本位の業務運営に関する取組状況」(PDF3.58Mバイト)
また、2018年6月に金融庁が公表した「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」の状況については、ゆうちょ銀行の公表資料をご覧ください。
重要情報シート(金融事業者編)の公表:「重要情報シート(金融事業者編)」(PDF651kバイト)
お客さま本位の業務運営に関する取組方針および取組状況と「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表はこちら(PDF79kバイト)
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「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係を明らかにするため、方針ごとに当該原則の番号を記載しています。
顧客本位の業務運営に関する原則
(金融庁のサイトを別ウインドウで開きます) - 原則6(注3)について、当社は資産運用商品の組成に携わらないため非該当です。
- 原則5(本文、注1、2、4、5)、原則6(注1)について、重要情報シート(金融事業者編および個別商品編)および業法横断的な商品比較資料を導入しています。