【絵手紙部門審査員総評】
新型コロナ感染拡大、非常事態宣言下の中、万全の感染対策の元、審査が行われました。
全国から応募総数:103,864点(内、絵手紙部門:77,951点)の応募があり、幼児〜小学生〜中学生〜高校生〜一般の部まで、多数の力作が並びました。審査は例年通り、優れた作品が選出され、審査員の投票および合議により各賞が決定しました。
低学年は大人の手助けが入っていないか、本当に子どもらしい作品かどうかで悩む部分が多く、気をつけて見ていく必要がありました。また今年は中学生の部に驚くほどエネルギッシュな力作が揃い、一般の部は人生を見渡したようなユーモアのある作品など、創意溢れる傑作を見ることができました。
牛を描いた作品、特に正面からの作品が多く、全体にアート作品の様な芸術重視の傾向がみられ、少し残念でした。相手を感動させたい驚かせたいという作者の思いが伝わってくる作品、相手の顔を思い浮かべ、胸に訴えてくるようなメッセージ性の高い作品が賞に選ばれました。
渡辺 邦夫 先生
絵手紙部門入賞作品
年賀状大賞
文部科学大臣賞
日本郵便賞
NHK学園賞
奨励賞
佳作
審査員特別賞
入賞作品のうち、応募規定に則した作品でないと発覚した作品は 入賞が取り消しとなる場合がございます。