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日本郵便トップ > 「20世紀デザイン切手」シリーズ第11集・・・「ラジオ定着・テレビ本放送開始」から・・・・の発行

平成12年6月 23日発行切手

「20世紀デザイン切手」シリーズ第11集
・・・「ラジオ定着・テレビ本放送開始」から・・・・の発行

「20世紀デザイン切手」シリーズ
 郵政省では、我が国の20世紀を象徴し、21世紀へ向けて、夢と希望のある題材を、芸術、スポーツ、科学・技術、世相等の各種ジャンルに求めてシリーズ切手を発行します。 第11集として1953年から1958年までの題材7種類を1シート10枚構成で発行します。
シート単価は、80円郵便切手8種類、50円郵便切手2種類の740円とします。

20世紀デザイン切手シリーズ第11集郵便切手

20世紀デザイン切手シリーズ
第11集郵便切手

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販売期間 平成12年6月23日(金)から
平成12年9月22日(金)まで
料 額

50円郵便切手及び80円郵便切手
(9)・(10)の東京タワー完成は50円郵便切手、
それ以外は 80円郵便切手

販売地域 全国の郵便局等にて販売
意匠

(1) ラジオ定着・テレビ本放送開始
(2) 黒澤明監督の活躍
(3) 黒澤明監督の活躍
(4) 力道山の活躍
(5) 力道山の活躍
(6) ゴジラ
(7) 太陽族流行
(8) 1万円札発行
(9) 東京タワー完成
(10) 東京タワー完成

印面寸法 縦 33.5 mm×横 25.0mm  (1)(6)(7)
縦 36.5 mm×横 28.05mm (2)(3)(4)(5)(9)(10)
長軸42.58mm×短軸31.17mm (8)
版式・刷色
グラビア6色
シート構成
10枚
50円郵便切手×2枚

80円郵便切手×8枚
総合
デザイン
森田 基治(郵政省・技芸官)

第11集の切手のデザインについて (敬称略)

  • ラジオ定着・テレビ本放送開始(1)
    デザイン:当時のラジオとテレビのイメージ
     ラジオ放送は、報道番組やドラマ、歌謡番組などが放送され、一般家庭の情報源、娯楽として定着していきました。
     1953年(昭和28年)NHKと民間テレビ局がテレビの本放送を開始し、周知・普及のために設置された街頭テレビが人気を集めました。
    (資料提供:NHK、NHK放送博物館)

  • 黒澤明監督の活躍 (2)(3)
    デザイン:撮影中の姿と映画「七人の侍」の一場面をアレンジ
     映画監督黒澤明は、1951年(昭和26年)の第12回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞と翌年のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した「羅生門」や1954年(昭和29年)の代表作「七人の侍」など国際的にも注目される傑作を生み出しました。
    (写真提供:黒澤プロダクション、東宝)

  • 力道山の活躍(4)(5)
    デザイン:(左)肖像とチャンピオンベルトのバックル部分(右)試合中の一場面をアレンジ
     相撲界からプロレス界に転向した力道山は、1954年(昭和29年)に、アメリカからタッグ・チャンピオンのシャープ兄弟を招き、日本初のプロレスの国際試合を行いました。「空手チョップ」で活躍する力道山は、その後も更に人気を集め、ヒーローとなりました。
    (資料提供:百田義浩氏)
    (写真提供:共同通信社、東京スポーツ新聞社)

  • ゴジラ(6)
    デザイン:映画「ゴジラ」の一場面をアレンジ
     1954年(昭和29年)日本初の本格的な特撮怪獣映画「ゴジラ」が封切られ、大ヒットしました。この映画は、特撮怪獣映画という新しいジャンルを確立させた先駆的作品で、続編も多数制作され、ハリウッドでも映画化されました。
    (資料提供:東宝)

  • 太陽族流行(7)
    デザイン:太陽族ファッションのイメージと湘南の風景
     1956年(昭和31年)芥川賞を受賞した「太陽の季節」(石原慎太郎著)を原作とする同名映画が封切られると、この映画に登場する若者のアロハシャツにサングラス、細身のマンボズボンといったファッションが流行し、こうしたファッションを身に付け る若者たちは、「太陽族」と呼ばれました。
    (資料提供:共同通信社)

  • 1万円札発行(8)
    デザイン:1万円札デザインの聖徳太子を描いた部分
     1958年(昭和33年)銀行業務の簡素化や大口決済の需要に応じるために、1万円札の発行が開始されました。デザインには、肖像に聖徳太子が起用され、中央には法隆寺夢殿の透かしが入りました。
    (資料提供:大蔵省印刷局)

  • 東京タワー完成 (9)(10)
    デザイン:完成当時の東京タワーと展望券のデザインをアレンジ
     1958年(昭和33年)東京の芝公園に東京タワーが完成しました。自立鉄塔として世界一の高さである333mのこの塔は、テレビ電波発信場所の一元化のために総工費28億円(当時)をかけて建設されたものです。
    (資料提供:東京タワー)

  • シート余白部分  
    完成当時の東京タワーのイメージ
    (写真提供:共同通信社)