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日本郵便トップ > 平成11年ふるさと切手「東北の夏祭り」

注) このページの情報は、発売当時のものです。


東北の夏祭り

●切手の内容
東北を代表する夏の風物詩「仙台七夕まつり」と「相馬野馬追」を描いています。

東北の夏祭り
【仙台七夕まつり】七夕飾りの中から、吹き流し、折り鶴、短冊、末広及び盆提灯を描いています。


原作者
小山 喜三郎(おやまきさぶろう)<洋画家>

仙台七夕まつりは700年余りの歴史をもち、東北三大夏祭りの一つにも数えらえる全国的に知られている七夕まつりです。 毎年、8月6日から8日までの3日間、“杜の都”仙台で行われ、多くの観光客で賑わいます。 祭りの主役は、5,6m~10mほどの高さのきらびやかな五色の吹き流し。この吹き流しは、俗に七つ道具と呼ばれる飾り物の一つで、機織りの技術の上達を願うものです。このほかには、長寿を願う千羽鶴、商売繁盛を願う巾着、書道などの上達を願う短冊、裁縫の技術の上達を願う紙衣装、豊漁を願う投網、清貧・倹約の心を表す屑籠といった道具が飾られます。 切手の意匠は、七つ道具の中から、千羽鶴、短冊を描いています。 吹き流しが風に揺れる様はさわやかで、夏の暑さを忘れさせます。


  【相馬野馬追】国の重要無形民俗文化財である相馬野馬追の勇壮で華やいだ祭りの様子を描いています。


原作者
水戸 童(みとわらべ)<日本画家>


相馬野馬追は、千年以上の歴史をもち、日本を代表する伝統文化行事です。   毎年、7月23日から25日までの3日間、500騎を超える甲冑騎馬武者が出場し、熱気あふれる行事が開催されます。   今から千年以上もの昔、相馬氏の先祖平将軍が、下総の国小金ヶ原(現在の千葉県流山市附近)に放した野馬を敵兵に見立てて軍事演習に応用し、捕らえた馬を神前に奉じ妙見の祭礼として行ったことに始まったと伝えられています。その後、神馬奉納の神事として野馬追が行われてきたといわれています。
 
種類
80円郵便切手
意匠
仙台の七夕まつり
相馬野馬追
発行日
平成11(1999)年5月14日(金)
印面寸法
縦33.0mm×横25.5mm
版式刷色
グラビア5色
シート構成
20枚(縦5枚・横4枚)