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日本郵便トップ > 平成10年特殊切手「日本の民家シリーズ第3集郵便切手」

注) このページの情報は、発売当時のものです。


日本の民家シリーズ第3集

●切手のについて

日本の民家シリーズ
平成7年(1995年)に、大型木造住宅集落の典型として「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が、世界遺産に指定されたことかに鑑み、広く内外に日本文化の一端を紹介する一助とするため、我が国の各地方に残る代表的な民家を題材にシリーズ切手を発行します。

木幡(こわた)家住宅上芳我(かみはが)家住宅
八雲本陣(やくもほんじん)・木幡(こわた)家住宅(島根県)
島根県八束(やつか)郡宍道(しんじ)町に現存する民家。松江藩の下郡役を勤め、地主であり酒造業を営んだ旧家で、歴代藩主の領内巡行の際の宿所となったため本陣と称され、俗に「八雲本陣」と呼ばれます。現存する主屋は、保存状態が良く創建当時の姿をほぼ残し、現在も旅館として使用している18世紀前半の貴重な民家です。

塗籠(ぬりごめ)と海鼠壁(なまこかべ)・上芳我(かみはが)家住宅(愛媛県)
愛媛県喜多(きた)郡内子(うちこ)町に現存する民家。明治時代の大規模な製ろう業者の家であり、広大な敷地の半分以上が製ろう関係の施設によって占められています。主屋は19世紀末期に建てられ、伝統的な塗籠(主屋の一部仕切って周囲を厚く壁で塗りこめた部屋)の家で、格子や庇(ひさし)のある窓が特徴的であり、部分的に海鼠壁(外壁をかまぼこ形に盛り上げた壁)が用いられています。  
 
●切手の内容
名称 日本の民家シリーズ第3集郵便切手
種類
80円郵便切手
発行数 2,000万部(2種連刷・各1,000万部)
意匠
木幡(こわた)家住宅
上芳我(かみはが)家住宅
発行日
平成10年6月22日(月)
印面寸法
縦36.0mm 横36.0mm
版式刷色
グラビア5色・凹版1色
シート構成
20枚(縦5枚・横2枚が2面)
写真撮影 日ビ 貞夫(ひびさだお)(写真家)
凹版彫刻 佐々木 裕史
(印刷局工芸官補)
植松 浩二
(印刷局工芸官 )