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日本の民家シリーズ第4集 | |||
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日本の民家シリーズ 平成7年(1995年)に、大型木造住宅集落の典型として「白川郷・五箇山の合掌造り集落」が、世界遺産に指定されたことかに鑑み、広く内外に日本文化の一端を紹介する一助とするため、我が国の各地方に残る代表的な民家を題材にシリーズ切手を発行します。 |
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雁行(がんこう)型の寄棟(よせむね)造り・神尾(かみお)家住宅(大分県)
大分県 下毛(しもげ)郡山国町に現存する民家。建築年代は1771年。茅の軒を深くふきおろし、棟は馬屋まで含めて四つもあり、雁行型になっています。広間を中心とした間取りや大小の棟を組み合わせた複雑な屋根はこの地方から大分県西部の民家で多く見られる特徴です。 また、この民家には竹が多く用いられており、竹を多く用いる九州以南の民家の特徴も持ち合わせています。 |
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シーサーのある瓦屋根・中村(なかむら)家住宅(沖縄県)
沖縄県北中城(きたなかぐすく)村に現存する民家。1727年に屋敷を造成、現在の瓦屋根にしたのは明治時代中ごろ以降。琉球石灰岩を積み上げた石垣を設けており、赤瓦をのせた主屋・離れ屋・高倉などが残る中村家は、琉球王朝時代の地頭代及び地方豪農の代表的な民家。 奇跡的に沖縄戦の戦災を免れたこの住宅は、室町時代の日本建築と中国の建築様式を合わせもつ、独特な民家です。 |
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●切手の内容 |
名称 | 日本の民家シリーズ第4集郵便切手 | |||
種類 | 80円郵便切手 |
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発行数 | 2,000万部 (2種連刷・各1,000万部) | |||
意匠 | 神尾(かみお)家住宅 |
中村(なかむら)家住宅 | ||
発行日 | 平成10年8月24日(月) |
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印面寸法 | 縦36.0mm 横36.0mm |
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版式刷色 | グラビア5色・凹版1色 |
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シート構成 | 20枚(縦5枚・横2枚が2面) | |||
写真撮影 | 兼松 史晃(郵政省技芸官) | 日ビ 貞夫(ひびさだお)(写真家) | ||
凸版彫刻 | 植松 浩二(印刷局工芸官補) | 佐々木 裕史(印刷局工芸官補) |