世界遺産シリーズ 第5集
総務省は、当初平成13年11月22日(木)に発行を予定していた標記特殊切手について、「高山寺表参道」の様式を修正し、平成13年12月21日(金)に発行いたします。
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)から今回は、延暦寺、醍醐寺、仁和寺、平等院をデザイン
名称 | 世界遺産シリーズ第5集 | ||||||||||||||||||||
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種類 | 80円郵便切手 | ||||||||||||||||||||
切手・意匠 |
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発行日 | 平成13年12月21日(金) | ||||||||||||||||||||
発行枚数 | 3,000万枚(10種連刷・各300万枚) | ||||||||||||||||||||
シート構成 | 10枚 | ||||||||||||||||||||
販売地域 | 全国の郵便局等にて販売 | ||||||||||||||||||||
版式刷色 | グラビア6色 | ||||||||||||||||||||
印面寸法 | 縦33.5mm×横28.05mm | ||||||||||||||||||||
写真撮影 | 便利堂:(1)(2)(5)(6) | ||||||||||||||||||||
写真撮影 | 高山寺:(3)(4)及び背景 天龍寺:(7)(8) 鹿苑寺:(9)(10) |
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総合デザイン | 森田 基治(技芸官) | ||||||||||||||||||||
背景 | 「鳥獣人物戯画」高山寺蔵 |
発行する郵便切手のデザイン等
第5集は「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」から 宇治上神社、高山寺、西芳寺、天龍寺、鹿苑寺
世界遺産シリーズ第3集から第6集では、「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」をデザインしています。
「古都京都」とは、794年につくられた平安京とその近郊を含む地域を称し、そこでは、平安・鎌倉・室町・桃山・江戸の各時代にわたり、日本の首都としての優れた文化が創造、蓄積され、現在まで継承されています。
こうした古都京都において、平成6(1994)年12月に登録された世界遺産には、歴史上、芸術上の価値が高く、日本を代表する特に重要な文化財として文化財保護法により指定された国宝建造物又は特別名勝庭園を有し、かつ、周辺の風致景観を含めた保護状況にも優れた、次の17の社寺等があります。
(1) | 賀茂別雷神社 | (2) | 賀茂御祖神社 | (3) | 東寺(教王護国寺) |
(4) | 清水寺 | (5) | 延暦寺 | (6) | 醍醐寺 |
(7) | 仁和寺 | (8) | 平等院 | (9) | 宇治上神社 |
(10) | 高山寺 | (11) | 西芳寺 | (12) | 天竜寺 |
(13) | 鹿苑寺 | (14) | 慈照寺 | (15) | 竜安寺 |
(16) | 本願寺 | (17) | 二条城 |
各社寺等を取り巻く地域には、それぞれが立地する東山、北山、西山の山地等と市街地の景観が保全されるための措置が講じられています。
また、平安京があった付近では、木造建築による都市である宿命として、しばしば発生した大火に見舞われたことから、主に17世紀以降の建造物しか現在に伝えられていませんが、郊外の山麓や山腹では952年建立の醍醐寺五重塔のほか、各時代にわたる多数の代表的な建造物や庭園が保存されており、これらは東アジアの古都のなかでも特徴あるものとなっています。
第5集では以下の5社寺をデザインしました。
宇治上神社
平等院の建立後に建てられた現存最古の神社本殿があり、14世紀までの建造物が残存しています。国宝2棟、重要文化財1棟
高山寺
13世紀初めに明恵上人が再興した山寺で、彼の住房が残存しています。国宝1棟、重要文化財2棟
西芳寺
1339年に夢窓疎石が再興した禅宗寺院で、苔寺の名で知られ、特別名勝庭園があります。17世紀の重要文化財2棟
天龍寺
1339年に足利尊氏が開いた五山禅宗寺院で、夢窓疎石のつくった特別名勝庭園があります。
鹿苑寺
1397年に足利義満が築いた別荘を寺院としたもので、金閣を中心とする特別名勝庭園があります。
発売概要
販売地域
全国の郵便局等
通信販売の申込方法
東京中央郵便局において通信販売を行います。
郵便振替による申込み
平成14年2月21日(木)までに、全国の普通郵便局及び特定郵便局全局に備付けの「切手注文専用振替用紙」でお申込みください。
なお、既にお申込みいただいている分につきましては、そのままお預かりし、平成13年12月21日(金)以降順次送付させていただきます。
郵便貯金の自動払込みによる申込み
特殊切手やふるさと切手を継続して購入御希望の方は、1回の申込みで継続して切手の購入ができる郵便貯金の自動払込み制度を利用した通信販売サービスが便利です。全国の普通郵便局及び特定郵便局全局に備付けの「自動払込利用申込書」により平成13年12月20日(木)までにお申込みください。
なお、平成13年10月22日(月)以降にお申込みいただいている分につきましては、そのままお預かりし、平成13年12月21日(金)に発行する「世界遺産シリーズ第5集」から順次送付させていただきます。
郵趣のための押印サービス
押印サービスの実施
特別日付印による押印サービスを次表のとおり実施します。
区別 | 押印方法 | 記念押印 | 引受消印 | 取扱郵便局 | ||
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黒活 | 絵入り | 黒活 | 絵入り | |||
窓口 | 記念押印機 | - | ○ | - | ○ | ※3に示す郵便局 |
手押し | ○ | ○ | ○ | ○ | ※4に示す郵便局 | |
郵頼 | 記念押印機 | - | ○ | - | - | 京都西郵便局 |
手押し | ○ | ○ | ○ | ○ | 大阪中央郵便局(京都西郵便局名によるもの) |
(注)
※1
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「黒活」とは、和文ハト印、欧文ハト印及び機械ハト印の総称で「絵入り」とは、絵入りハト印のことです。(意匠については、下記の「特別日付印の意匠」を参照)
なお、「記念押印機」とは、特別日付印用郵便切手記念自動押印機のことであり、機械ハト印は含みません。 おって、窓口(手押し)の「黒活」の使用局は、下記別表に示す61局です。 |
※2
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「郵頼」は、郵便による初日押印の申込みのことです。
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※3
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「記念押印機」の使用局は次の9局です。
札幌中央局、仙台中央局、横浜中央局、東京中央局、長野中央局、名古屋中央局、大阪中央局、岡山中央局及び福岡中央局
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※4
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「窓口で特印の手押しを行う局」は、※1の窓口(手押し)の「黒活」の使用局と同じです。
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郵頼による記念押印の申込方法
所要の切手代金(郵便為替の「普通為替」又は「定額小為替」によること。)を添え、次の要領で、記念押印及び引受消印の各別にお申込みください。
なお、既にお申込みいただいている分につきましては、そのままお預かりし、平成13年12月21日(金)以降順次送付させていただきます。
記念押印
切手を貼る位置及び押印箇所を指定した封筒、台紙又はこれに類するもので材
質が紙であるもの(1枚の大きさが23.5cm×12.0cm以内のもの)に返信用封筒(返
送先を明記し、必要な郵便切手を貼り付けたもの)を添え、送付してください
。
なお、申込封筒の表面には、それぞれ次のとおり朱書きしてください。
1. | 手押しによる押印 | ・・・・・・ | 「世界遺産5集記念」 |
2. | 押印機による押印 | ・・・・・・ | 「世界遺産5集押印機記念」 |
引受消印
あて名を明記した定形郵便物の大きさの封筒又は私製葉書を送付してください。
なお、申込封筒の表面には、「世界遺産5集引受」と朱書きしてください。
申し込み先(郵頼指定局)
押印方法 | 申し込み先 |
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手押し | 〒616-8799 京都市右京区嵯峨五島町1-64 京都西郵便局 郵便課 「世界遺産5集・手押し」初日印係 |
押印機 | 〒530-8799 大阪市北区梅田3丁目2-4 大阪中央郵便局 調整課 気付 京都西郵便局「世界遺産5集・押印機」初日印係 |
申込期限
平成13年12月7日(金)(当日消印有効)
特別通信日付印の意匠
初日用通信日付印の意匠
左:手押し用 右:記念押印機用
和文ハト印等の意匠
左:和文ハト印 中:欧文ハト印 右:機械ハト印
お問い合わせ先
押印サービス実施局
別表
地方別 | 郵便局名 |
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北海道 | 札幌中央、旭川中央、函館中央及び釧路中央 |
東北 | 青森中央、盛岡中央、仙台中央、秋田中央、山形中央及び福島中央 |
関東 | 水戸中央、宇都宮中央、前橋中央、浦和中央、千葉中央、横浜中央及び甲府中央 |
東京 | 東京中央、神田、日本橋、京橋、芝、上野、渋谷及び新宿 |
信越 | 新潟中央及び長野中央 |
北陸 | 富山中央、金沢中央及び福井中央 |
東海 | 岐阜中央、静岡中央、名古屋中央及び津中央 |
近畿 | 大津中央、京都中央、大阪中央、大阪東、神戸中央、奈良中央及び 和歌山中央 |
中国 | 鳥取中央、松江中央、岡山中央、広島中央、広島東、福山及び山口中央 |
四国 | 徳島中央、高松中央、松山中央及び高知中央 |
九州 | 福岡中央、北九州中央、佐賀中央、長崎中央、熊本中央、大分中央、宮崎中央及び鹿児島中央 |
沖縄 | 那覇中央 |