特殊切手
「日本・ポルトガル修好150周年」の発行
郵便事業株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 鍋倉眞一)は、本年(2010年)、日本とポルトガルとの間で修好条約が締結されてから150周年を迎えることを記念して、特殊切手「日本・ポルトガル修好150周年」及び「ハードカバー切手帳(日本・ポルトガル修好150周年)」を発行します。
この切手は、一部を両国共通のデザインとして、両国で共同発行します。
発行する切手の内容
名称 | 日本・ポルトガル修好150周年 | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
発行日 | 平成22(2010)年10月22日(金) | |||||||||||||||||||||
種類 | 80円郵便切手 | |||||||||||||||||||||
切手 | ||||||||||||||||||||||
シート構成・意匠 |
|
|||||||||||||||||||||
1シート10枚(縦5枚×横2枚) ※1枚から販売します |
||||||||||||||||||||||
印面寸法 | (1)(2):縦42.0mm×横30.0mm (3)~(8):縦35.5mm×横30.0mm (9)(10):縦35.5mm×横27.0mm |
|||||||||||||||||||||
小切寸法 | (1)(2):縦45.0mm×横30.0mm (3)~(10):縦38.5mm×横30.0mm |
|||||||||||||||||||||
シート寸法 | 縦222.5mm×横140.25mm | |||||||||||||||||||||
切手デザイナー | 森田 基治 | |||||||||||||||||||||
版式刷色 | オフセット6色 | |||||||||||||||||||||
発行枚数 | 1,200万枚(120万シート) | |||||||||||||||||||||
販売場所 | 全国の郵便局及び郵便事業株式会社支店等(日本郵便株式会社Webサイト内「切手SHOP」 のほか郵便振替による通信販売も行います。)(※1) |
(※1): | 切手SHOPへの掲載は9月上旬を予定しています。 |
発行する切手帳の内容
名称 | ハードカバー切手帳(日本・ポルトガル修好150周年) |
---|---|
発行日 | 平成22(2010)年10月22日(金) |
販売価格 | 1,500円(切手1シート800円を含む。) ※1 |
寸法 | 縦約257.0mm×横364.0mm(二ツ折後、横約182.0mm) ※2 |
発行部数 | 1万部 |
商品概要 | 特殊切手「日本・ポルトガル修好150周年」1シートを収めた見開きの切手ケースです。 切手ケースはハードカバー製となっており、ケース内側には、切手デザインの説明等を記載しています。 |
販売場所 | 原則として日本郵便株式会社Webサイトでお知らせする郵便局及び郵便事業株式会社支店等 ※3 |
※1 | 切手帳は切手1シートとのセット販売のみです。切手を除いたケースのみの販売は行いません。 |
※2 | 寸法は若干変更となる場合があります。 |
※3 | その他の郵便局においては、お取り寄せによる販売となります。 なお、発行部数が1万部のため、売り切れる場合もございますので、予めご了承ください。 |
|
発行する郵便切手のデザイン等
この切手は、日本及びポルトガル両国の絵画を題材として、共通のデザインとして、両国で共同発行します。((1)、(2)の切手)
また、日本発行の切手シートには、ポルトガルの世界遺産、文化及び芸術を紹介する題材の切手8種を併せて発行します。((3)~(10)の切手)
(1)(2)「南蛮屏風」(左隻・部分)
16~17世紀を中心にポルトガル人等をテーマに描いたのが南蛮屏風です。郵便切手に使用されている作品は、狩野道味が1593~1600年に描いた六曲一双の南蛮屏風で当時の日本及びポルトガルの交易模様が描かれています。
所蔵:ポルトガル国立古美術館
(3)ベレンの塔(世界遺産)
ベレンの塔は、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓の偉業を記念して16世紀に建設されたマヌエル様式の建築物です。
写真撮影:JOSE FUSTE RAGA(ホセ・フステ・ラガ)氏
(4)リスボンの守護聖人「聖ヴィセンテ」彫像
「聖ヴィセンテ」は、リスボンの守護聖人として崇められています。
所蔵:リスボン大聖堂
(5)ジェロニモス修道院(世界遺産)
同修道院は、エンリケ航海王子の偉業を称えて、またヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念して16世紀に建設が開始されました。(3)のベレンの塔と並んでポルトガル独特のマヌエル様式を代表する建造物です。
(6)エヴォラ歴史地区(世界遺産)
エヴォラは、ポルトガル南東部アレンテージョ地方にある街です。ローマ時代から栄え、1584年には伊東マンショらの天正遣欧少年使節が立ち寄った街でもあります。
(7)ポルト歴史地区(世界遺産)
ポルトは、ポルトガル北部の港湾都市でリスボンに次ぐ第二の都市です。ポートワインの産地としても有名です。歴史地区には18世紀に建設されたバロック建築の聖クレリゴス教会、サン・フランシスコ教会、ボルサ宮などがあります。
写真提供:ポルトガル政府観光局
(8)バターリャ修道院(世界遺産)
同修道院は、ポルトガル中部レイリア地方の都市バターリャにあるドミニコ修道会の修道院です。14~16世紀に建設されたポルトガルにおけるゴシック様式、マヌエル様式の混在した当時の建造物の傑作であり、ポルトガルの独立を象徴する建造物です。
(9)アズレージョ(装飾タイル)
アズレージョは、ポルトガル独特の装飾タイルで青色が基調となっています。
所蔵:国立アズレージョ美術館
(10)伝統的操り人形「聖王妃」
ポルトガルの操り人形は15~16世紀に生まれたとされ、18世紀に最盛期を迎えました。リスボンには世界中から集められた様々な操り人形などを展示しているマリオネット博物館があるほか、国際操り人形フェスティバルなども開催されています。
所蔵:マリオネット博物館
〈シート背景〉 「南蛮屏風」(右隻・部分)とアズレージョ
狩野道味が1593~1600年に描いた六曲一双の南蛮屏風((1)、(2)の作品)の右隻の部分とアズレージョです。
その他
郵便事業株式会社銀座支店において、通信販売を行います。
通信販売の詳細はこちら
インターネットでの通信販売では、5,000円以上のお買い上げで送料が無料になります。
インターネットによる通信販売はこちら
「郵趣のための押印サービス」及び「特別日付印の意匠等」についてはこちら
【販売業者】
販売業者名 | 日本郵便株式会社 |
代表者氏名 | 髙橋 亨 |
住所 | 〒100-8798 東京都千代田区霞が関一丁目3番2号 |
受付窓口 | お客様サービス相談センター Tel:0120-2328-86 受付時間 平日8:00~22:00/土・日・休日9:00~22:00 |
【支払方法】
ゆうちょ銀行の「振替払込書」の払込みによってお支払いただきます。
【申込期限】
平成22年11月22日(月)まで。
なお、申込期限前であっても、販売状況によりご希望に添えない場合があります。
【商品の引渡し時期】
平成22年10月8日(金)までにお申込みの場合は、発行日から順次送付します。
平成22年10月9日(土)以降お申込みの場合は、入金の確認後、概ね3週間商品到着に時間がかかる場合があります。
【返品に関する特約】
お届けした切手に瑕疵があった場合は、到着後、上記連絡先までご連絡ください。
なお、切手の瑕疵以外での返品には応じかねます。
お問い合わせ先
- 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。