「世界遺産シリーズ〈第7集〉『富士山－信仰の対象と芸術の源泉』」の発行

日本郵便株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長　髙橋亨）は、世界遺産シリーズ第7集として、「富士山－信仰の対象と芸術の源泉」を題材とした特殊切手を発行します。

発行する切手の内容

名称

世界遺産シリーズ〈第7集〉「富士山－信仰の対象と芸術の源泉」

発行日

2014（平成26）年6月26日（木）

種類

82円郵便切手

切手

シート構成・意匠

(1)	富士山－俯瞰1
(2)	富士山－俯瞰2
(3)	富士山－春1
(4)	富士山－夏1
(5)	富士山－秋1
(6)	富士山－冬1
(7)	富士山－春2
(8)	富士山－夏2
(9)	富士山－秋2
(10)	富士山－冬2
背景：冨嶽三十六景　凱風快晴

1シート10枚

売価

1シート820円

小切寸法

縦36.5mm×横28.05mm

印面寸法

縦33.5mm×横25.00mm

シート寸法

縦212.5mm×横140.25mm

写真撮影・提供

(1)

：佐藤　元信

(2)

：磯西　昭

(3)～(6)、(9)

：森田　敏隆

(7)、(8)、(10)

：後藤　昌美

切手デザイナー

星山　理佳

版式刷色

グラビア6色

発行枚数

1,100万枚（110万シート）

販売場所

全国の郵便局等
（日本郵便株式会社Webサイト内「切手SHOP」

のほか郵便振替による通信販売も行います。）（注）

（注）切手SHOPへの掲載は、発行日を予定しています。

世界遺産シリーズについて

人類共通の文化遺産及び自然遺産の国際的保護を図る目的で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき登録された、日本の世界遺産を題材として発行するシリーズ切手です。
過去にも「世界遺産シリーズ」としてシリーズ切手を発行しており、現在のシリーズは、2004（平成16）年以降に新しく登録された日本の世界遺産を題材として、2006（平成18）年以降第1集から第6集までを発行しています。

「富士山－信仰の対象と芸術の源泉」について

富士山は、日本を代表し象徴する日本最高峰の秀麗な円錐成層火山として世界的に著名で、その荘厳で崇高な形姿を基盤として日本人の自然に対する信仰の在り方や日本に独特の芸術文化を育んだ山であり、葛飾北斎・歌川広重などによる顕著な普遍的意義を持つ「浮世絵」により19世紀後半のヨーロッパの芸術史に大きな影響を与えました。富士山が持つ「信仰の対象」と「芸術の源泉」の2つの側面は、その名を世界に知らしめたとして、2013（平成25）年6月の第37回ユネスコ世界遺産委員会において「富士山－信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産に登録されました。