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日本郵便トップ > 日本の城シリーズ　第4集

特殊切手

「日本の城シリーズ　第4集」の発行

日本郵便株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長　髙橋亨）は、日本各地に残る城を題材としたシリーズの第4弾として、特殊切手「日本の城シリーズ　第4集」を発行します。

記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する切手の内容

名称

日本の城シリーズ　第4集

発行日

2015（平成27）年4月3日（金）

種類

82円郵便切手

切手

画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

シート構成・意匠

シート構成

(1)	弘前（ひろさき）城
(2)	金沢城
(3)	姫路城
(4)	福山城
(5)	福岡城

背景：	姫路城図（部分）大阪城天守閣蔵

1シート10枚（縦5枚×横2枚）

売価

1シート820円

印面寸法

縦 35.5mm×横 25.0mm

小切寸法

縦 38.5mm×横 28.0mm

シート寸法

縦 222.5mm×横 93.5mm

写真撮影・提供

(1)

実田　謙一

(2)

山口　博之

(5)

宮本　孝廣

背景　大阪城天守閣

切手デザイナー

丸山　智

助言・監修

国立歴史民俗博物館　館長　久留島　浩
奈良大学　学長　千田　嘉博

版式刷色

オフセット6色

発行枚数

1,000万枚（100万シート）

販売場所

全国の郵便局等
（弊社Webサイト内「切手SHOP」

のほか郵便振替による通信販売も行います。）（注）

（注）切手SHOPへの掲載は、2015（平成27）年3月20日（金）を予定しています。

発行する郵便切手のデザインについて

(1)弘前（ひろさき）城

青森県弘前市にある城で、17世紀の初めに弘前藩の初代藩主である津軽為信により計画され、二代藩主の津軽信枚（のぶひら）が着手して、1611（慶長16）年に完成しました。弘前城は江戸時代を通じて弘前藩津軽氏の居城・政庁となりました。現在の弘前城の天守は1810（文化7）年に再建されたもので、重要文化財に指定されています。

(2)金沢城

石川県金沢市にある城で、16世紀の終わりに前田利家が大規模に整備しました。金沢城は江戸時代を通じて加賀藩前田氏の居城・政庁となりました。1881（明治14）年の火災のため、城の建造物の多くが消失しましたが、現在でも石川門、三十間長屋（さんじっけんながや）、鶴丸倉庫（いずれも重要文化財）が残り、二の丸菱櫓（にのまるひしやぐら）、橋爪門、玉泉院丸庭園などの立体復元が進んでいます。

(3)姫路城

兵庫県姫路市にある城で、白漆喰（しろしっくい）塗りの城郭建築の美しさから白鷺（はくろ）（「しらさぎ」とも）城とも呼ばれています。現在残る天守をはじめとした主な建造物は江戸時代初めの城主である池田輝政によって築かれたものです。国宝に指定されている天守の他、城内には重要文化財に指定されている櫓（やぐら）などが数多く残っています。1993（平成5）年にユネスコの世界遺産に登録されました。

(4)福山城

広島県福山市にある城で、17世紀の初めに備後福山藩の初代藩主である水野勝成によって築かれました。現存する伏見櫓（ふしみやぐら）と筋鉄御門（すじがねごもん）（ともに重要文化財）は築城時に京都にあった伏見城から移築されたものです。第二次世界大戦中の空襲で天守は焼失してしまいましたが、後に再建されました。

(5)福岡城

福岡県福岡市にある城で、1607（慶長12）年に黒田長政によって築かれました。城名は黒田家ゆかりの地である備前国福岡にちなみます。明治時代以降に城の多くの建造物が解体または移築されましたが、現在も城跡には門・櫓（やぐら）が現存し、その一つ南丸多聞櫓（みなみまるたもんやぐら）は重要文化財に指定されています。