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日本郵便トップ > 日本の城シリーズ　第5集

特殊切手

「日本の城シリーズ　第5集」の発行

日本郵便株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長　髙橋亨）は、日本各地に残る城を題材としたシリーズの第5弾として、特殊切手「日本の城シリーズ　第5集」を発行します。

記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する郵便切手の内容

名称

日本の城シリーズ　第5集

発行日

2015（平成27）年8月7日（金）

種類

82円郵便切手

切手

画像をクリックすると拡大画像が表示されます。

シート構成・意匠

シート構成

(1)	江戸城
(2)	丸岡城
(3)	広島城
(4)	高知城
(5)	宇和島（うわじま）城

背景：	江戸図屏風（びょうぶ）（部分）国立歴史民俗博物館　蔵

1シート10枚（縦5枚×横2枚）

売価

1シート820円

印面寸法

縦 35.5mm×横 25.0mm

小切寸法

縦 38.5mm×横 28.0mm

シート寸法

縦 222.5mm×横 93.5mm

写真撮影・提供

(2)	上野　滋数
(3)	角田　展章
(4)	三木　光
(5)	山梨　勝弘

背景　国立歴史民俗博物館

切手デザイナー

丸山　智

助言・監修

国立歴史民俗博物館　館長　久留島　浩
奈良大学　学長　千田　嘉博

版式刷色

オフセット6色

発行枚数

1,000万枚（100万シート）

販売場所

全国の郵便局等
（弊社Webサイト内のほか郵便振替による通信販売も行います。）（注）

（注）切手SHOPへの掲載は、2015（平成27）年7月24日（金）を予定しています。

発行する郵便切手のデザインについて

(1)江戸城

東京都千代田区にある城で、16世紀の終わりに徳川家康が大規模に整備しました。徳川十五代の将軍の居城・江戸幕府の政庁となり、1868（明治元）年に明治天皇が入城した後は、皇居となりました。天守は、1657（明暦3）年の明暦の大火で焼失し、再建されることはありませんでしたが、切手意匠に採用された富士見櫓（やぐら）など江戸時代の建造物が現在も残っています。

(2)丸岡城

福井県坂井市にある城で、霞ヶ城（かすみがじょう）とも呼ばれています。1576（天正4）年に、織田信長の命により柴田勝家（しばたかついえ）が甥の勝豊（かつとよ）に築かせました。1624（寛永元）年以降は丸岡藩の中心となり、本多氏の後、有馬氏が城主となって明治維新を迎えました。丸岡城の天守（重要文化財）は、現存する天守の中では初期の建築様式を持つことで知られています。

(3)広島城

広島県広島市にある城で、16世紀の終わりに毛利輝元（もうりてるもと）が築城し、関ヶ原の合戦後にこの地域の領主となった福島正則（ふくしままさのり）が大規模に整備しました。1619（元和5）年の福島氏改易後、江戸時代を通じて広島藩浅野氏の居城・政庁となり、日清戦争のときには大本営が置かれました。築城当初の天守は1945（昭和20）年の原爆投下によって倒壊しましたが、1958（昭和33）年に鉄筋コンクリート造で再建されました。

(4)高知城

高知県高知市にある城で、関ヶ原の合戦の功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊（やまうちかつとよ）が、1601（慶長6）年、新城の築城工事を始め、2代目の忠義（ただよし）の時代に完成しました。1720（享保12）年の大火でほとんどが焼失した後、再建され、本丸の建造物が完全に残る唯一の城として知られています。四重五階の天守や追手門などの建造物は国の重要文化財に指定されています。

(5)宇和島（うわじま）城

愛媛県宇和島市にある城で、現在の地に初めて天守が築かれたのは、藤堂高虎（とうどうたかとら）が築城した1601（慶長6）年頃とされています。高虎の転封後、この地域の領主となった伊達氏が、寛永中期に天守などの建造物の大修理を行いますが、築城の名手といわれた高虎が創建した当時の縄張の形が活用されたと見られています。天守は国の重要文化財に指定されています。