日本郵便
進化するぬくもり。

ここからサイト内検索です
サイト内検索はここまでです

日本郵便トップ > 和の食文化シリーズ 第2集

特殊切手

「和の食文化シリーズ 第2集」の発行

2016年8月24日

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男)は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」について、その社会性、機能性、地域性などを題材としたシリーズの第2弾として、特殊切手「和の食文化シリーズ 第2集」を発行します。
今回は、「年中行事」をテーマとしています。

  • 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する郵便切手の内容

名称 和の食文化シリーズ 第2集
発行日 2016(平成28)年10月24日(月)
種類 82円郵便切手
切手
  • 画像をクリックすると拡大できます。
シート構成・意匠

シート構成

  1. 正月1
  2. 正月2
  3. 節分
  4. ひな祭り
  5. 花見
  6. 端午の節句
  7. 七夕
  8. 月見
  9. 重陽の節句
  10. 冬至
1シート10枚
売価 1シート820円
印面寸法 (1)、(2):縦38.5mm×横28.0mm
(3)~(10):縦35.5mm×横25.0mm
小切寸法 縦38.5mm×横28.0mm
シート寸法 縦222.5mm×横140.0mm
助言・監修 熊倉 功夫(一般社団法人和食文化国民会議会長、MIHO MUSEUM館長)
東四柳 祥子(梅花女子大学食文化学部 准教授)
切手デザイン 星山 理佳(切手デザイナー)
版式刷色 オフセット6色
発行枚数 1,000万枚(100万シート)
販売場所

(注)切手SHOPへの掲載は、2016(平成28)年10月7日(金)を予定しています。

発行する郵便切手のデザインについて

「年中行事」をテーマに食文化を紹介しています。

(1)正月1(鏡餅)

鏡餅は、新年の神様「年神様」の神霊が宿る依代とされます。新たに迎える一年間の無病息災を祈り、鏡開き(1月11日)まで、床の間などに飾ります。お供えした後は、お雑煮に調理して、年神様の魂をいただきます。ちなみにお飾りの橙(だいだい)には、「代々繁栄が続きますように」との願いが込められています。

(2)正月2(おせち)

元旦や五節句などの宮中行事で行われた宴会「節会(せちえ)」の食事に由来します。神様にお供えした料理「御節供(おせちく)」を省略し、「御節(おせち)」と称すようになりました。おせちの定番食材「伊達巻」「栗きんとん」「数の子」「黒豆」「かまぼこ」「昆布巻」「ブリ」「ごまめ」などには、それぞれに意味が込められ、願いを託していただくお正月の楽しみとなっています。

(3)節分(豆と柊鰯(ひいらぎいわし))2月3日

節分には縁起を担ぎ、炒(い)った豆を用います。というのも、拾い忘れた豆から目が出ることは、縁起が悪いとされるからです。さらに自分の年齢の数だけ豆を食べることで、健康に過ごせる一年を願います。いっぽう柊鰯は、魔除けのおまじないです。「鬼」が苦手な「鰯」の頭とトゲトゲした「柊」を「門守(かどもり)」として玄関先に飾り、邪気を払います。

(4)ひな祭り(流しひなとひなあられ)3月3日

流しひなは現在のひな祭りの原型とされる風習で、その端緒は平安時代にまで遡るとされます。男女一対の人形に穢れや災厄を移し、川に流す伝統儀式であり、女子の健やかな成長を願う行事として継承されてきました。
またひな祭りにかかせないのが、ひなあられや菱餅などのひな菓子。カラフルなその彩りには、生命・健康(赤)、魔除け(緑)、清浄(白)という意味が込められています。

(5)花見(桜餅と桜)

かつて日本人は年に3回の花見(梅見・桃見・観桜)を楽しんだとされます。なかでも観桜は、今も昔もお気に入りのお弁当を持参し、気心の知れた仲間たちと交流を深め合う楽しい時間です。
また春の和菓子として人気の高い桜餅も、季節を存分に味わうことのできる一品。向島・長命寺の門番だった山本新六が、隅田川の土手の桜葉を利用し、編み出したのが始まりとされています。

(6)端午の節句(ちまきと兜)5月5日

奈良時代から伝わる菖蒲の節句。力強い兜からも連想されるように、後に菖蒲と尚武をかけ、男子の成長や立身出世を願う年中行事へと変化しました。
また端午の節句に欠かせないちまきは、紀元前4世紀、水の中に身を投じ、自ら命を絶った楚の詩人・屈原(くつげん)の死を悼んだ人びとによって、供物として考え出されました。なお5月5日は屈原の命日とされ、今に伝えらます。

(7)七夕(そうめんと七夕飾り)7月7日

七夕は、年に一度、天の川を挟んで、織姫と彦星が出会う日です。その名は、「棚機女(たなばため)」が仕立てた織物を神に供え、秋の豊作を願う行事「棚機(たなばた)」に由来します。七夕に欠かせないそうめんの原型に当たる「索餅(さくべい)」は、平安時代より疫病の罹患を防ぐための七夕の供物でした。江戸時代になり、女性たちは裁縫や書字の上達を願い、短冊をしたためるようになったとされます。

(8)月見(月見団子と月)

月見の歴史は、古代中国より伝来し、平安貴族の世界で好まれた「月見の宴」にさかのぼることができます。やがて満月は豊穣のシンボルとされ、月見団子や初収穫の里芋と栗を供え、豊作を祈願しながら月を眺める習慣が、江戸時代頃に定着しました。なお月見に欠かせないすすきは、稲を模したともいわれています。

(9)重陽の節句(菊酒と着せ綿)9月9日

重陽の着せ綿は、平安時代の『源氏物語』にも登場する古くからの伝統風習です。8日の夜に真綿で菊の花を覆い、翌朝朝露で湿り、菊の香りが移った真綿を顔や身体にあてがうことで、若さが保てると信じられてきました。また菊は不老長寿を象徴する花。古来菊花を浮かべた酒を味わい、長命を祈る大切な日ともされてきました。そのため重陽の節句は、別名菊の節句と呼ばれています。

(10)冬至(南瓜の煮物と柚子)12月22日頃

冬至は一年のうちで最も日照時間が短くなる日です。別名「一陽来復」とも称され、この日を起点に太陽が再びエネルギーを貯え始め、すべての運が上向きになり始めると考えられてきました。
さて、その「一陽来復」を呼び込むための食材が南瓜と柚子です。栄養満点の南瓜で英気を養い、香りが強い厄除け食材・柚子のお風呂で邪気を払います。

その他

日本郵便株式会社銀座郵便局において、通信販売を行います。
銀座郵便局通信販売の詳細はこちら

インターネットでの通信販売を行います。
オンライン通販サイト「切手SHOP」はこちら

「郵趣のための押印サービス」についてはこちら

【販売業者】

販売業者名   日本郵便株式会社
代表者氏名   横山 邦男
住所   〒100-8798 東京都千代田区霞が関一丁目3番2号
受付窓口   お客様サービス相談センター
Tel:0120-23-28-86
受付時間 平日8:00~22:00/土・日・休日9:00~22:00

【支払方法】
ゆうちょ銀行の「振替払込書」の払込みによってお支払いただきます。

【申込期限】
2016(平成28)年11月24日(木)まで。
なお、申込期限前であっても、販売状況により早期に締め切る場合があります。通信販売のお申込みを早期に締め切る場合は、弊社Webサイトでお知らせします。

【商品の引渡し時期】
2016(平成28)年10月7日(金)までにお申込みの場合は、発行日から順次送付します。
2016(平成28)年10月8日(土)以降お申込みの場合は、入金の確認後、おおむね3週間商品到着に時間がかかる場合があります。

【返品に関する特約】
お届けした切手に瑕疵(かし)があった場合は、到着後、上記連絡先までご連絡ください。
なお、切手の瑕疵(かし)以外での返品には応じかねます。

【申込締め切り後のご注文に関する返金】
申込締め切り後にご注文をいただいた場合には、商品代金と送料を現金書留郵便物により返金いたします。お申込み時にお支払いただいた郵便振替手数料につきましては、返金いたしかねますので、ご了承ください。

お問い合わせ先

  • 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

切手関連サービス