#
日本郵便
進化するぬくもり。

ここからサイト内検索です
サイト内検索はここまでです
日本郵便トップ > 和の文様シリーズ 第4集

特殊切手

「和の文様シリーズ 第4集」の発行

2017年11月20日

日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男)は、古来伝わる日本独自の文様の魅力を国内外へ発信することを目的としたシリーズの第4弾として、特殊切手「和の文様シリーズ 第4集」を発行します。
今回で最終回となり、総集編として文様の中から5つのカテゴリー「幾何・割付」、「植物」、「動物」、「器物」、「風物」を題材とします。

  • 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

発行する郵便切手の内容

名称 和の文様シリーズ 第4集
発行日 2018(平成30)年1月23日(火)
シート寸法 縦187.0mm×横67.5mm
助言・監修 公益社団法人 日本図案家協会
切手デザイン 山田 泰子(切手デザイナー)
版式刷色 オフセット6色
販売場所

62円郵便切手(シール式)

切手
  • 画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
シート構成・意匠

シート構成

  1. 青海波(せいがいは)文様
  2. 葡萄(ぶどう)唐草文様
  3. 蝶(ちょう)文様
  4. 鈴(すず)文様
  5. 雪(ゆき)文様
売価 620円(シート単位で販売します。
小切・印面寸法 縦25.5mm×横21.5mm
発行枚数 1,000万枚(100万シート)

82円郵便切手(シール式)

切手
  • 画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
シート構成・意匠

シート構成

  1. 七宝(しっぽう)文様
  2. 牡丹唐草(ぼたんからくさ)文様
  3. 鳳凰(ほうおう)文様に唐草
  4. 束ね熨斗(のし)文様
  5. 観世水(かんぜみず)文様
売価 820円(シート単位で販売します。
小切・印面寸法 縦27.0mm×横23.0mm
発行枚数 3,000万枚(300万シート)

発行する郵便切手のデザインについて

62円郵便切手シート

(1)青海波(せいがいは)文様

「青海波」文様は、遠くカスピ海周域に発し、中国西域を経て我が国に到来しました。平安時代から文様として用いられ、日本の古典文様として定着しました。幾何構成図形として完成された美しさが常に時代的な感覚として、吉祥文様としても万人に好まれています。

(2)葡萄(ぶどう)唐草文様

葡萄の多数の果実が豊穣と繁栄を意味し、また蔓状の茎が永遠に進展する世界観を表し、世界共通の吉祥文様として広まっていきました。正倉院にはエキゾチックな葡萄唐草が多く見られ、桃山時代には南蛮文化と共に葡萄唐草が脚光を浴びるようになります。広く普及したのは江戸時代以降のことです。

(3)蝶(ちょう)文様

蝶は幼虫から蛹(さなぎ)を経て羽化して飛び立つことから、再生や登仙の象徴とされました。平安時代の飾り金具に蝶文様がよく用いられました。菊とあわせて華やかなデザインにしました。

(4)鈴(すず)文様

江戸時代前期、太平の世の到来と自由を謳歌し、衣服や器具などに単独の大文様が流行しました。新時代に幸あれと慮り、何事も成就することを強く願った思いの表れでした。そんな思いを洒落て、鈴の大きく鳴る音に例えて「成る」ことの素晴らしさを文様世界で堪能しました。「何事も成る」との想いを込めたデザインです。

(5)雪(ゆき)文様

雪が文様として見られるのは、写生描写の染物技法が行われるようになってからであり、鎌倉時代以降のことといえます。雪の多い翌年は豊年とされ、瑞兆(良いことが起こる前兆)として吉祥文様に扱われました。農作物の出来や日々の作業にとって、天候の予知は極めて重要なことです。「天象」の形を拝して畏怖し、また文様として身近につけて守られることを祈りました。

82円郵便切手シート

(1)七宝(しっぽう)文様

吉祥文様である「七宝」と呼ばれる輪繋ぎ文様の中に花を組み合わせ、優美なデザインにしました。

(2)牡丹唐草(ぼたんからくさ)文様

「牡丹」は富貴と華麗の意味を持ち、名誉の名実の通りに人々を魅了して止みませんでした。合わせた「唐草」は無限に延び広がる割付の繋ぎ文様で、繁栄が未来永劫に続くめでたさを表すとされる吉祥文様です。

(3)鳳凰(ほうおう)文様に唐草

「鳳凰」は空想の生き物で、古代中国では、宇宙の大気が凝縮し、形にならない混沌とした小さな固まりから生物が誕生し、その最初が小さな龍の形で、そこから全ての生き物が次々と生まれていったといいます。最初の龍から鳳凰が、また麒麟(きりん)や鯱(しゃち)が、そしてそこから鳥や魚、虫、動物などの生物が現れました。吉祥文様の「唐草」と合わせて、華麗にデザインしました。

(4)束ね熨斗(のし)文様

「熨斗」は鮑(あわび)を薄く伸ばして乾燥させた保存用食物であり、束ねた形態を「束ね熨斗」といいます。「延し」て乾燥することの意味から、また、束ねることの意味から延命長寿や末広(すえひろ)を意味して吉祥として扱われます。

(5)観世水(かんぜみず)文様

「観世水」は、流水文様の一部に渦巻きを加えた文様です。「流れる水は腐らない」といった吉祥の意味合いが込められており、能楽や歌舞伎の衣装などにもよく使われる人気のある文様です。

その他

日本郵便株式会社銀座郵便局において、通信販売を行います。
銀座郵便局通信販売の詳細はこちら

インターネットでの通信販売を行います。
郵便局のネットショップはこちら

「郵趣のための押印サービス」についてはこちら

【販売業者】

【支払方法】
ゆうちょ銀行の「振替払込書」の払込みによってお支払いただきます。

【申込期限】
2018(平成30)年2月23日(金)まで。
なお、申込期限前であっても、販売状況により早期に締め切る場合があります。通信販売のお申込みを早期に締め切る場合は、弊社Webサイトでお知らせします。

【商品の引渡し時期】
2018(平成30)年1月9日(火)までにお申込みの場合は、発行日から順次送付します。
2018(平成30)年1月10日(水)以降お申込みの場合は、入金の確認後、おおむね3週間商品到着に時間がかかる場合があります。

【返品に関する特約】
お届けした切手に瑕疵(かし)があった場合は、到着後、上記連絡先までご連絡ください。
なお、切手の瑕疵(かし)以外での返品には応じかねます。

【申込締め切り後のご注文に関する返金】
申込締め切り後にご注文をいただいた場合には、商品代金と送料を現金書留郵便物により返金いたします。お申込み時にお支払いただいた郵便振替手数料につきましては、返金いたしかねますので、ご了承ください。

お問い合わせ先

  • 記載されている情報は発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

切手関連サービス



(C) JAPAN POST