【はがき作文部門審査員総評】
今年度は世の中の制約が緩和されてきたこともあり、一緒に過ごした思い出や楽しかった体験を共有する作品、一緒に過ごしたからこそ感じられる相手への思いが伝わってくる作品が多く感じられました。
どの作品にもよさがあり順位をつけることが心苦しくなるほど審査は難しいものでした。しかし、書かれた葉書の文面と挿絵から、作品を送ってくれた人は、何を感じてどのような文章にして伝えようとしたのだろうか。また、もし自分にその葉書が届いたらどのような気持ちになるのだろうかなど、思い思いに葉書と対話のできる素敵な時間でもあり、コンクールに応募くださった皆様に感謝申し上げます。中には伝えたい思いが多すぎて、葉書からはあふれ出てしまいそうなものもありました。届ける相手や内容を考え、効果的な表現や適切な文章量となるよう整理をしてみるのも大切ではないでしょうか。
これからも、明るく前向きな気持ちがたくさんの葉書によって届けられるとうれしいです。
大塚 健太郎 先生
文部科学大臣賞
日本郵便賞
金賞
銀賞
銅賞
佳作
暑中見舞い賞
入賞作品のうち、応募規定に則した作品でないと発覚した作品は入賞が取り消しとなる場合がございます。