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就任に贈る祝電の書き方と文例
地位の高い役職についた際に贈られる就任祝いの祝電。取引先の相手や関係者などが名誉ある役職に就任する際に祝電を贈ることは、企業と企業が良好な関係を築く上で欠かせないビジネスマナーです。また、親しい人が何らかの役職に就任した時に祝電を贈ると、応援の気持ちを届けることができます。今回は、就任祝いに贈る祝電の書き方をご紹介します。
「就任」の意味
就任、昇進、着任など、新たな役職につく際に使われる言葉はさまざまです。一見同じ意味を持つように思えるこれらの言葉ですが、次のような違いがあります。
・就任:地位の高い役職に就くこと
・昇進:地位や役職などがあがること
・着任:新たな任地で任務に就くこと
このような意味の違いを覚えておき、間違って使うことがないように注意しましょう。また、どの役職に就任するのかをしっかり確認しておくことも大切です。
就任の祝電はいつ贈る?
社長などに就任する場合、就任式などが行われることがあります。就任式の有無によって、贈るタイミングや送り先が、次のように変わります。
就任式がある場合
就任式に間に合うように準備しましょう。就任式は会社で行われる場合と、それ以外の場所で行われる場合があります。会社の場合は、就任式当日までに送り、それ以外の場合は前日までに送るようにしましょう。
なお、会社以外で行われる場合には、いつから受け取ってもらえるのか、事前に会場に確認しておくことをおすすめします。
就任式がない場合
就任式がない場合には、就任当日~1週間以内を目安に、会社に送るようにしましょう。
祝電のマナーと文例
祝電を贈る際は、やめる、中止する、終わる、取り消すといった、マイナスのイメージがある言葉を使わないようにしましょう。これらは「忌み言葉」と呼ばれ、祝電では控えるべき言葉とされています。忌み言葉はこれ以外にもありますから、事前に確認しておくようにしましょう。
では、就任祝いに贈る祝電の文例をご紹介します。
文例①:取引先の相手が社長に就任する場合
ご就任 誠におめでとうございます
○○様には長らくお付き合いいただいておりますので
ご就任の知らせを聞き
弊社社員一同 大変うれしく思っております
今後も変わらぬご厚情を賜りますよう
お願い申し上げます
文例②:同じ団体に所属する友人が役員に就任する場合
この度のご就任 おめでとうございます
長い間 ご尽力された結果だと思います
これからは 私たちも精一杯サポートしていきます
今後とも よろしくお願いします
文例③:大学でゼミの先生が教授に昇進する場合
ご就任 おめでとうございます
いつも私たち学生のことを
気にかけてくださり 感謝しています
これからも よろしくお願いいたします
先生のご活躍を 心よりお祈り申し上げます
就任祝いの祝電と聞くと、敷居の高さを感じる人もいるかもしれません。けれども、注意すべきポイントさえ押さえておけば、決して難しいものではありません。相手との関係性や就任する役職をイメージしながら、祝電の文面を考えてみましょう。それでも、どのように書いてよいかわからない場合には、ぜひ日本郵便のWebレタックス(電報類似サービス)を使ってみてください。
Webレタックスでは、シーンに合わせた文例を多数ご用意しているので、初めてのかたにも安心してご利用いただけます。Webレタックスで就任祝いに祝電を贈ってみましょう。