株式会社Rise UPさま
Rise UPさまの事業、配送サービスに対するこだわりを教えてください。
西原良和さま(以下敬称略) :弊社は、カラーコンタクトレンズを主力商品とするBtoC向けのECサイト「MORE CONTACT」を運営しています。豊富なブランド数と種類数で多くのリピーターのお客さまの支持を集め、幅広い年齢層の方にご利用いただいています。市場の成長に伴い、現在では自社ECサイトのほか、楽天ショップ、Yahoo!ショッピング、Amazon、Qoo10などのECモールに出店しています。日本最大級のカラーコンタクトレンズのECサービスとして、弊社がこだわり続けてきたのが、お客さまが商品を“ほしい時間・ほしい場所”に届けるということです。お届けのスピードももちろん大事ですが、お客さまがいかにストレスなく商品を受け取れるかという点に注力し、多様化するニーズに応じて配送サービスの整備と拡充に取り組んでいます。
会員数224万人を有する「MORECONTACT」365日当日発送・最短翌日お届けのサービスを提供している
株式会社 Rise UP執行役員 ロジスティクス本部部長 西原良和さま
通販商品の配送にゆうパケットとゆうパックをご利用いただいていますが、日本郵便をご利用いただくようになった経緯を教えてください。
西原 :郵便受けへの配達が可能なゆうパケットは、サービスがリリースされた当初の2015年から利用しています。それまで弊社では宅配便のみ利用していましたが、出荷数の増加に伴い、お客さま不在による再配達が多数発生していました。そこで、お客さまの手元に確実に届けられる郵便受けへの配達に切り替えられないかと考えていたのです。当時、郵便受けへの配達による荷物配送サービス自体まだ広く普及していませんでしたが、いち早くサービス提供を開始した日本郵便にご提案いただいたのが利用開始のきっかけとなりました。コンタクトレンズは高度管理医療機器のため雑菌や不純物が入らないように密閉することはもちろん、梱包が潰れないようにすることが必要です。その点、ゆうパケットは配送コストの安さはもちろん、箱潰れがない印象で品質管理が徹底されているので安心です。また梱包材も簡易な封筒型のものを使用しているので、箱詰めと比べて作業にかかる時間が大幅に短縮できたことも助かっています。
郵便受け配達のゆうパケットで発送する商品
梱包前の商品が丁寧に保管されている倉庫
郵便受け配達できないゆうパックについては、コンビニや郵便局窓口での受け取りが可能な「拠点受取サービス」をいち早く導入いただいていますね。
西原 :郵便受け配達できない、購入量が多いお客さまに向けて商品のゆうパックの受取先を選べる「拠点受取サービス」を提供しています。プライバシーなどの理由からご自身で商品を受け取りたいと考えている方が多いです。カラーコンタクトの商品特性上、毎月買い替える方が多いのですが、コンビニ受取りを継続利用されている方が多くを占めています。現在では、指定場所ダイレクトのご利用が郵便受け配達を除く荷物の20%弱と増えています。お客さまの利便性は向上していると感じています。
指定場所ダイレクトでは、荷物の置き場所の希望のほか、お届け時のチャイム呼出の有無も選択できる
これに加えて、ご自宅の指定場所に届ける「指定場所ダイレクト」も導入いただいています。受取サービスを拡充した理由は何ですか?
西原 :郵便受け配達に切替えた理由と同じで、不在による再配達を減らして、お客さまが商品をほしいときに「受け取れない」ストレスをなくすため「指定場所ダイレクト」も導入しました。再配達の負担は、お客さまにとってはもちろん、荷主、配送業者にとってもデメリットでしかありません。全ての関係者にとってメリットのある配送サービスを目指していたなかで、日本郵便に提案いただいた同サービスは、弊社のニーズと見事に合致したものでした。またそれは日頃から我々と同じ目線に立ってサービスの向上を考えてくれる日本郵便ならではの提案だと感じました。日本郵便の指定場所ダイレクトは弊社ECサービス内でお客さまが商品注文時に荷物の受け取り先(置き配場所)まで指定できるので、お客さまにとっても非常に利便性の高いサービスを実現できたと思いますね。
左から株式会社 Rise UP西原さま、木山将吾さま
今後のRise UPさまの展望・展開をお聞かせください。
西原 :物流の2024年問題や労働力不足が叫ばれており、近い将来、商品の注文が増えても出荷や配送が追いつかない状況が起こり得えると思います。これを食い止めるためには、物流会社と一緒に問題点に向き合い、先回りして物流における負荷を下げていかなければいけません。弊社では、その一環として大阪一拠点だったロジスティクスを千葉、福岡にも分散して、お客さまに近いところから出荷する方向にシフトしています。さらにRise UPが事業成長し続けるためには、配送サービスの付加価値を上げていくことも必要だと考えています。例えば、置き配用のボックスを配布するなど、単に「モノを届ける」にとどまらない、面白いサービスをつくる余地がたくさんあります。お客さまと物流会社、我々の三者にとって持続可能なWin-Win-Winの関係を構築していくためにも、今後も日本郵便と一緒に変革を起こしていきたいですね。
※掲載記事の内容は2024年12月取材時の情報です。
左から日本郵便 高山、株式会社 Rise UP 西原さま、木山さま、日本郵便 野村
商品やサービスを通して驚きや感動を届ける「エンターテイメントカンパニー」をビジョンに、カラーコンタクトレンズ通販サービス「MORECONTACT」を運営。260以上のブランド・シリーズ、1,800種類以上のラインアップを取り揃えるほか、オリジナル商品「malun malun」の開発・販売も行っています。
沖縄から泡盛やウイスキーをお届け配送スピードと低い破損率でお客さまも大満足
久米仙酒造株式会社さま
梱包・発送のアウトソーシングにより、人材確保の課題を解消網走から魅力いっぱいのクラフトビールを全国へ、高品質で安定した配送を実現
網走ビール株式会社さま
お客さまの手元に届くまでがショップの評価非対面での販売だからこそ出荷スピードと配送品質にこだわる
株式会社デンタルフィットさま
人の手で作られ、読まれ、受け継がれてきた「本」を次のお客さまへWin-Winのオペレーションを日本郵便とともに模索
株式会社バリューブックスさま
安心安全で美味しい日本の特産品や良いものを全国に配送二人三脚の物流スキームづくりで、ともに事業成長を目指す
株式会社未来堂さま
配送への疑問や懸念を解消する丁寧な対応と提案で、利便性アップを実現こだわりが詰まった「安心安全」なカステラを、ゆうパックでお客さまのもとへ
株式会社文明堂総本店さま
お客さまが「ほしい時間」に、「ほしい場所」で商品を受け取れるように日本郵便の指定場所ダイレクト(置き配)や拠点受取サービスを利用「送る・届ける・受け取る」のWin-Win-Winを目指す
ロジスティクスサービスの導入で人手不足を解消し、EC事業の売り上げは2倍に!倉庫管理システム(WMS)の活用によって、在庫管理の効率化も実現
丸忠笠井海産有限会社さま
天然ハーブと科学の力を使ったスキンケアを研究・開発・販売配送だけでなく、郵便局での店頭販売、DM発送等日本郵便をフル活用
株式会社鈴木ハーブ研究所さま
「オーダーメイド品を頼んで良かった!」とお客さまに思っていただけるように。丁寧でスピード感のある配送を追求
ユー・アンド・アース株式会社さま
日本郵便が発送について親身にアドバイスしてくれることを全国のベンチャー企業に知ってほしい。ECサイトを通じて、酵素ドリンクや薬膳粥などを販売。開封時の高揚感を演出するため、ともに梱包資材を改良。梱包、発送などのロジスティクス作業もアウトソーシング。
株式会社ALFORさま
ギフト通販事業拡大戦略の一環としてシーズナルギフトの出荷業務の一部を外部委託。
ベルヴィ株式会社さま
日本郵便とのタッグで進化する急成長EC通販事業のロジスティクス戦略とは?
株式会社ライズクリエイションさま
3万点にもおよぶ商品保管から、ギフトラッピングにも対応するロジスティクスサービスの活用で「贈り手の心遣い」まで配送
株式会社イノブンさま
日本郵便とのパートナーシップでゲストのワクワク感を醸成しテーマパークの体験価値を高める
合同会社ユー・エス・ジェイさま
配送もサービスの重要な一環その品質を高めることがEC事業成長の原動力となる
株式会社フジモリさま
肌悩みに応える入浴剤をインターネットで販売。全国各地へ「安心」な商品を届けるために、配送のサービス品質にもこだわりを。
株式会社ヒロセさま
3万件を超える世帯への地域商品券の封入・配送業務を日本郵便に委託し、スピーディーで確実な配送を実現。
秋田県 大館市役所さま
患者さま宅へ処方せん医薬品を当日配送する実証実験- 処方せん医薬品の受け取り方の多様化に応える当日配送での協業 -
株式会社アインホールディングスさま
圧倒的な顧客数と出荷数で、各ECサイトのアワードで多数の受賞を誇る chuya-online.comを支える物流ソリューション
chuya-online.com(有限会社 プラグイン)さま
国内最強ECサイト「ヨドバシ・ドット・コム」のブランド力を支える商品点数と配送品質
株式会社ヨドバシカメラ様
コア業務である“ものづくり”にフォーカスできるのは、関税元払いや複数個口扱いに対応している「UGX」だから
株式会社江戸てん様
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